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2015.01.16 Friday
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    スリル・ミー

    2014.12.21 Sunday 03:32
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      NY旅行記の更新を放置したまま怒涛の観劇月間にハマり、ブログの更新も滞っておりました(;・∀・)
      ブロードウェイでのオペラ座の感想とかもう忘れてしまいそうですが、ちょっと思い入れがあり過ぎる作品なので引っ張り出す作業自体が億劫になっていたりしますw

      今回のお題目「スリル・ミー」は観劇に行くと配られるチラシの束の中に入っていて目に留まったのでした。
      まったく予備知識無く、ただただ澄んだ蒼い世界。
      反対側には男性が6人じっともの言いたげにこちらを見つめている写真。
      キャッチコピーには「超濃密空間」「俳優2人とピアノ1台のみのミュージカル」とある。
      「犯罪」や「血の契約書」などと言う文字も気になる。

      この方向性はヤバい気がする。
      危険な香り。
      決してお気楽系じゃない、ハマる人はハマる系の・・・
      そしてこの作品ではないけれど、そんな世界がある事を私は知っている。
      どんな世界か確認してみたい。
      これが動機で、間際になってポチっと追加で予定を組んだのでした。



      2014年11月15日(土) 15:30〜

      私:松下洸平  彼:小西遼生  ピアニスト:朴勝哲

      予備知識はまったく入れずに天王洲銀河劇場へ。
      しかし熱狂的なファンの方々が通い詰めている事だけは知っていたので、おずおずとお邪魔するような感覚。
      一歩踏み入れるとやはり自分は異邦人な気がしたりして。
      2階席には立ち見の方々もいらっしゃり、開演を待ちじっと舞台を見つめている。
      なんてゆーか、緊迫した空気が流れていて、只ならぬ雰囲気に圧倒される。
      黒一色の客席にぐっと張り出した舞台。
      開幕のベルと共に密室に閉じ込められたような気分になり逃げだしたくなる。

      2階部分にグランドピアノが置いてあり、まず最初にピアニストが登場する。
      そのピアニストが鳴らす最初の音色に突かれる。
      倍音が聞こえた。
      たっぷりと伸ばした和音が世界を提示し、その音が会場の壁に跳ね返って共鳴する。
      ピアニストが押している鍵盤がたたく弦以外の弦が共鳴して鳴っている音もはっきり聞こえた。
      そうか。
      大抵のミュージカルは電子ピアノだよな。
      リサイタルでもない限りグランドピアノって無いかも。
      凄く贅沢かも。
      グランドピアノ以外の楽器が無いの正解だわ。
      もうここで引き込まれてるし。

      「私」である松下さんの現在の仮釈放審理委員会での陳述から始まる。
      この部分、非常に辛気臭くオヤジっぽい(笑)
      そして34年前に遡る。
      俳優二人のやり取りが始まる。

      裕福で頭脳明晰だが家庭に事情があり満たされない思いを抱える「彼」と、「彼」の愛を得たいがために彼の犯罪に手を貸す「私」が支配者と被支配者に見えて苦しい。
      この物語の元になっている実際の事件が起きたのは1924年のシカゴ。
      レオポルドとローブ事件
      2人の関係性の変化と共犯者になっていく過程をピアノ演奏が実に巧みに表している。
      パンフレットにピアノは伴奏ではなく共演者と書いてあったが正にそうだった。

      この親密で閉じられた共依存関係の甘やかさには観る側の心理状態によって実に甘いエクスタシーになるのだろう。
      確かにゾクゾクと迫るものがあるし甘やかさすら感じる。
      わたしも以前ならどっぷりハマったのだろうと思う。
      しかし今はこの関係性はBLだとかいう華やいだモノよりも、児童虐待だとか夫婦間のDVだとかの「支配する者」と「支配される者」の心理状態であり、それは世界を狭め己を滅ぼすモノだと知っているので踏みとどまる。
      甘やかさには身を委ねない。

      また「超人」だなどと驕り高ぶり世間を見下す「彼」にムカついてしょうがない。
      見下さずには自尊心を保てなかったのだろうけど。
      それだけ精神的に追い詰められた状態にあったのだろうけど。
      それでも児童福祉に興味を持って勉強し始め、出来るだけ弱い者の方に寄り添いたいと思うようになってから、わたしは2人の関係性よりも殺された子どもの方に気持ちがいくような目線になってしまったらしい。

      会場中息を飲んで身じろぎもしない。
      ノーチェックだったわたしは途中から「あ、休憩ないのか」と余計に逃げられない感を感じた。

      メロディには癖になるような良さがあった。
      このミュージカルについて観た事以外にも情報が欲しくなりパンフも購入してしまう。
      主演の2人はずっと出ずっぱりで大変だろうけど、緊迫感を維持し続けていた。
      同じ組み合わせでもちょっとした間の取り方などで印象が全然変わるんだろうなと思うと何回も観て確認したくなる。
      組み合わせ違いはどうなのかと確認したくなる。
      ああ、リピートする人々の気持ちが痛いほどよく分かる。
      次回があるならわたしもきっとまた行くだろう。
      ひとつ言えるのはデュエットは男女よりも男男のが声質が近かったりして良いものかもしれない。

      最後のどんでん返しは意外だったが、あり得るなと妙に納得。
      してやったり感ハンパない。
      しかし「私」も彼以外見えていなくてやっぱり同じ穴の狢だ。
      どうしてこうも視野が狭くなってしまうのか。
      いやそれは皆そんなもんなのか。
      共依存と言って切り捨ててしまえばそれまでだけど、やはりそれが愛なのか。
      愛とは崇高で純粋なものだけを呼ぶわけではないのか。

      けっきょくわたしも未熟で分からない。


      さて終演後フォロワーさんと会いお話しするなか、事前に役者さんたちがファンサービスしてくれるような事を仄めかしていたと聞き、何となく流れで並んで、彼女のお勧め松下洸平さんと握手する機会を得てしまった。
      並んでいる間、見知らぬ隣の方ともお話し、サインペンまでお借りしてしまう。
      ずっと通い詰めている彼女たちでさえ初めてだというのに申し訳ない。

      松下さんはスラっとスマートで顔が小さく、舞台の上のあか抜けない「私」とは全然違い光源氏のようだった。
      お肌も艶々で一人ひとりじっと目を見て激励を受け、握手し、サインしていた。
      こういった大役を得られる人というのは、華があり真摯に取り組む人だからなれるんだなーなどと思うのであった。







       
      category:ミュージカル | by:みきこ@神奈川comments(2) | -

      マザー・テレサ 〜愛のうた〜

      2014.12.11 Thursday 03:40
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        少し経ってしまいましたが、土居さんのブログでこの公演を知りまして観に行って参りました☆

        それが9月頃でしたか、ブログ内では「マザーやる事になった」とだけ。
        ぴあ や e+で検索かけても出て来ないしw
        どこがやってて、正式名称はどんな舞台なのよ〜
        ・・・とつぶやいていたら教えて下さる方がいまして、命拾いしたであります(笑)

        土居さんとマザー。
        どちらもわたしには特別なお方です。
        何て言う組み合わせ。
        これ以上マッチするモノってないんじゃないかと戦慄を覚えまして即決でした。
        しかしどちらも敬愛するお方なので変な演出はしないでおくれよ、と言う変な不安や緊張感もあった事は確かです。

        でも。
        キリストも作品になっているし → ジーザス・クライスト・スーパースター
        ブッダも作品になってるし → あ、これもミュージカル座作品だった!
        マザーが今までミュージカルになってなかったのが不思議なくらい?(映画にはなってる)
        マザーの生き方はあらゆる形で語り継ぐ方が良いに決まってる。
        そんな気持ちを抱えて北千住に向かったのでした☆


        2014年11月20日(木) 13:00

        マザー・テレサ → 土居裕子
        新聞記者・ペリエ大司教 → 光枝明彦
        父・エグゼム神父 → tekkan
        フランシスコ・ゴメス氏 → 阿部よしつぐ


        会場はシアター1010の1階下の階にあるミニシアター。
        20席 × 5〜6列で150人入らないハコ。
        すぐ目の前が舞台。手が届きそう。
        こういう小さめの場所は大劇場のスペクタクルとは違い、役者さんたちの表情や息遣いまで伝わってくる。
        8月に円形劇場で行われた「Twelve」より小さい手頃なサイズ → これも土居さんご出演♪

        舞台もそう広くはないのでセットなどは無い。
        楽器は電子ピアノ、ヴァイオリン、アコースティックギターがセンターに陣取る。
        しかし楽器にはコードが繋がれていて横のスピーカーから大音量で聞こえるので、目の前に楽器があるのに音は横から聴こえてくるという変な感覚。
        声はさすがに前から聴こえていた。(横からも聴こえたけど)

        物語はマザーという修道名をもらう前の、アグネスの子ども時代から始まる。
        最初に影響を受けたのは母からの教え。
        「良い行いをする時は誰にも知られないように、海に石を投げるようにおやりなさい」
        そしてある本との出会い。小さき花のテレーズ。
        「小さな犠牲を微笑みをもって耐え忍ぶこと」
        テレサはこのテレーズから影響を受けて修道名にもらった。

        土居さんは教師とか聖人のような役柄ってぴったりハマるんだけど、ハマり過ぎてしまうとつまらない。
        でもね、今回のこの作品では、あの茶目っ気たっぷりの可愛い土居さんを観ることが出来た。
        凄く嬉しい。わたしが一番観たい土居さんだったから。
        このマザーの子ども時代を目をキラキラさせて演じていた。

        そしてマザーって実はずっとそういう茶目っ気を持ち続けた人なのだよね。
        偉業ばかりが遺されて、彼女の人間的魅力を忘れてしまってはいけなかったと思い出した。
        どんなピンチも機転を利かし切り抜けた人だし、人々の親切な申し出に遠慮なんてせず「どう生かすか」アイディアの宝庫だった人。
        ちゃっかりしているところもあるけれど、それはすべて一番弱い人々のため。
        きっと彼女のようにカリスマがあって頭の良い人は会社経営しても成功しただろうなと思う。
        でもその素晴らしい力が、すべて一番弱い人々に向けられていたことに胸がいっぱいになる。
        マザーの残した言葉、ハグする映像にどれだけわたしも救われただろう。

        伝説の偉人にせず、時間を巻き戻して生きて葛藤するマザーを生き生きと土居さんが演じ、お話は絵本のページをめくるように音楽で語り繋いだのが功を成していたと思う。

        そしてマザーの活動はどんどん拡がってゆく。
        年齢を経ていく様を、またもや土居さんがあまりにも自然に演じていて・・・!
        でもやはり茶目っ気は忘れない。
        土居さんにマザーが舞い降りていた。
        凄く、良いモノをみせてもらった。

        ラスト、マザーが天に召されたあとだったか、後ろから出て来た土居さんがセンターのピアノを弾くのだが、わたしにはマドモアゼル・モーツアルトが彷彿とさせられ、別の意味で胸いっぱい。
        チャーミングでボーイッシュでいたずらっ子な土居さんが大好き。

        マザー演じる土居さんはほぼ出ずっぱりで、歌も唄いっぱなし。台詞もある。
        曲調は半音や不協和音をたくさん用いた、ゴスペルっぽいところもある、唄うには難しそうな曲調だったかな?
        物語には自然にマッチしていたと思う。
        こんなに近くで、こんなに土居さんの歌を堪能できるなんて幸せ。

        しかし幸運はこれで終わらなかった。
        終演後に凄いことが!
        出口を出たところに土居さんご本人がいらっしゃる Σ(・ω・ノ)ノ!
        「うごーーー!!!」と心の中で叫びながら狼狽えるw
        これだから 小 劇 場 ってば!!!

        超キョドりながら20年来のファンであると告げ、しかもいらん事までのたまう始末w
        む、むかしキャラメルを渡した事があるとか ><
        横に居た女性の方(マネージャーさん?)が笑顔で「良かったのに」と。
        土居さんも「ひとしずくに大きな心がこもってる」とマザーの台詞を引用してくださり。
        握手 (ノД`)・゜・。
        ごめんなさい、ごめんなさい、こちらはずっとずっと心の一番大切なところに居る人で身近に感じているけど、先方からしてみたら1ファンに過ぎないのに。
        次回からは普通に挨拶と激励に留めておきたい。

        さて軌道修正いたしまして、この「マザー・テレサ愛のうた」は2015年2月にまた再演されます。
        次回は土居さん・光枝さんではなく、伊東えりさん・岸田敏誌さん主演です。
        案内はコチラ
        会場も1階上に上がり規模が大きくなるので演出もだいぶ変わるかのかも。

        この再演は初演の段階でもう日程のみ決定していたようなのですが、会場で告知などは無く・・・
        もっと宣伝すればいいのにと思った次第。
        良い公演ならリピート客いると思いますよ?







         
        category:ミュージカル | by:みきこ@神奈川comments(0) | -

        SINGIN' IN THE RAIN 〜 雨に唄えば 〜

        2014.11.15 Saturday 04:23
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          行って来ました! SINGIN' IN THE RAIN〜 雨に唄えば 〜
          映画で名作中の名作なこの作品、高校の時に演劇部の仲間たちと視聴覚教室などで観たのが最初だったのか、それともその前か。
          ミュージカルファン自認するずっと前から好きでした。
          もう第一報で即決。
          しかも、シアターオーブに12,000リットルの雨が実際に降る?!
          その仕組みについてはテレビでも紹介されていましたが、よくもまあ準備も始末も大変そうな、でもとっても楽しい企画を思いついてくれたもんです。
          舞台の床の下にブルーシート敷いてるって説明してたけど、機械類の漏電とか大丈夫なもんなのね。

          ちなみに公式さんのところを覗いたら画像や動画がたっぷり!
          カーテンコールは撮影OKだしテレビ露出も多いし、good jobです👍


          2014年11月10日(月) 18時30分〜

          今回は深く感じるというより、とにかく楽しんで観てしまったのでそれほど語るような事は無いってのが本音ですけど、まずはところどころのお衣裳が映画を彷彿とさせられるものだったので、そこに大喜び。

          主役のドン演じるアダム・クーパーさんは映画のジーン・ケリー様とは全然違う印象なのだが、キャシーもコズモもリナも映画からそのまま抜け出て来たようにイメージぴったり。
          冒頭のドンの回想が始まってすぐ旅芸人時代のコンビダンスは映画でも好きだったけど舞台だから一部始終しっかり観れちゃった感あり、キャシーがシャンパンタワーから出てくるところ(映画ではケーキだったような気がするけど)のシーンのダンスはキレッキレで、キャシーは声(歌)ばかりでなくダンスも最高だった。

          親友のコズモがホントいいやつで。
          何でも出来ちゃう器用な人で、大スターになったドンから離れずに協力してくれていて、横で熱々なバカップルがいても尊重して接する事の出来るデリカシーあるやつで・・・
          リアクションが可愛くて可愛くて、笑ってしまうし、大好きになってしまった♪

          早口言葉のシーンは映画ではデクスター(言語指導士?)をドンとコズモでいじって遊ぶのが楽しいのだが、舞台では三人とも見事に踊る。
          この作品のこういう軽快な運びがとっても好き。

          常々日本の観客はマナーが良いけど大人しく静かに観るので盛り上がりがイマイチ・・・なんて言われたりするけど、物語が進行するに連れてどんどん笑いも大きくなっていくし「good morning!」では拍手喝采で拍手が鳴りやむのを待ってしばし進行がストップするほどだった。
          アダムが、ありがとう分かったからねという風にお茶目に「しー」とやる。
          ああ、あまりの素晴らしさにわたしも胸がいっぱいで掌が痛くなるほど拍手を送ったけど、この会場のみんなも同じ気持ちなんだなーと嬉しくなる。

          そして一幕最後の表題曲「singin' in the rain」
          いよいよだ!と思うと感極まってしまって涙が溢れそうになるのだが、いかんいかん、涙で視界が曇ってしまっては一番の見所を目に焼き付けられないじゃないかとカツを入れる。
          正にザーザー降りの雨。
          通行人が時折傘を差しながら、びしょ濡れになって唄い踊るドンにあっ気に取られながらもそそくさと通り過ぎて行く。
          この高揚した気持ちの盛り上がり、雨に打たれる事も厭わずに、恥も外聞も無く唄い踊るさまの自由さにどれだけ憧れたろう。

          次々降り注ぐ雨に照明がきらめき、舞台上が少し溝になっているのでアダムのステップと共にバシャンバシャンと水飛沫をあげる。
          濡れながらよくも軽やかに、足元も悪いはずなのに滑りもせずアダム様は踊る。
          宣伝通り客席にもわざと水飛沫をかける。
          かける前に「行くよー」とばかりにニヤリと笑うのがまた可愛い。
          映画のジーン・ケリーは自分自身の世界に酔いしれるところが良かったが、この水飛沫を客席にかけるという行為により客席と双方向で楽しむシーンになっていたように思う。

          元々が底抜けに明るいミュージカルなのだが、コミカルに描かれるサイレントからトーキーに移り変わる時代の苦労は本当に大変だったのだろうと推察される。
          マイクをどこに置くかで音の拾い方が異なる・・・とか笑い話で描かれているけど(実際大笑いさせてもらったが)、今ほどサイズも小さくないだろうしマイクの性能も悪かっただろう。
          実験に実験を重ね、試行錯誤の繰り返しの果てにいまの映画界だけでなくエンターテイメントが在るのだろうな、などと想いを馳せ、それこそがクリエイティブなるモノなんじゃないかと思う。
          きっとそんな中で廃れていったモノもあるのだろう。

          さて二幕はダンスナンバー揃いで物語の込み入った事情はほぼ一幕で形作られている。
          さすが舞台だけあって画面とは違う奥行きのある空間で楽しませてもらう。
          キャシーが吹き替えをするのが自己申告だと言うところや、スタッフ陣が彼女を使い捨てようとせずにキャリアをちゃんと考えているところが救いである。
          本来ならば汚い部分もあったろうに、この作品ったらこういうところが気楽で明るいのである。
          唯一リナはキャシーを利用しようとするが、リナの立場としてはまっとうな反応をしただけなのに鬼婆のように扱われて少し可哀想。
          ラスト吹き替えがバレて逃げるところで退陣しているが、契約書などで上を黙らせたほどの彼女があっさりと引き下がるものだろうか。
          まあそこも敢えて描かれないのがこの作品。

          雨は一幕で終わりかなーと思っていたのにカーテンコールでまた見事に降り、今度は色とりどりの傘を持った群舞で本当に美しく、サービスたっぷりだった。
          色んな意味で満足感たっぷり。
          シアターオーブとそのスポンサーさん方は続々来日公演を誘致してくれているので、来年も楽しみがいっぱいあって嬉しい。
          本当に感謝する。


           






           
          category:ミュージカル | by:みきこ@神奈川comments(0) | -

          ワークショップ参加 レポ その2

          2014.10.15 Wednesday 02:21
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            さて2コマ目です。
            http://at-teatime.jugem.jp/?eid=16 こちらの記事の続きです。

            参加の申込をして間もなく「レ・ミゼラブル」の「At the End of the Day」「Rue Plumet」「A Heart Full of Love」の3曲が譜面で送られて来ました。
            キチンと伴奏も日本語歌詞も振られている、美しい両面印刷のA4紙がなんと13枚も。
            実はコレを受け取った時に無上の喜びと共に紙から伝わって来る緊張感を感じたのでした。
            学生時代に学校の図書室でコピーしたモノには日本語詞は無い。
            それに、譜面って普段コピーで回される事が殆どなので、「本物の譜面だ」と感じたのでした。
            ゴクリと唾を飲む。

            そんな大元から直接出された貴重な本物の譜面は絶対そのままキレイに取っておきたいので、自分なりに持ちやすいようB4に縮小コピーし、見開きで見えるようそれぞれ裏面を糊付けし、パートを読み間違えないようマーカーでパートの色分けまでして臨みました。
            普段から所属アンサンブルでもしろよって団員から突っ込まれそうですけど(笑)

            そして改めて譜面で見て見ると、なんて難しい、しかし本当に精巧に作り込まれた楽譜なのでしょう。
            聴いているだけでは見えて来なかったモノが、少し見えた気がしました。




            15:50〜19:00 <Billy's Vocal Magic> 講師:山口也

            さてこの先生はとても有名な方であります。
            わたしの好きな「レ・ミゼラブル」も「ミス・サイゴン」も日本初演から音楽監督やボーカルトレーナーとして関わっていらっしゃる方です。ご参考までに ↓

            http://diamond.jp/articles/-/27997

            不思議な呟きのように話が始まります。
            カラオケなどでは皆が好きに唄うからキーチェンジなど気軽にするが、実際のミュージカルではそのような事は決して無く「そのキーで唄える役者」が選ばれる。まず先に譜面があると言うお話から始まりました。
            何故ならキーの上げ下げをすると言う事は原曲の調を変えてしまう事で、調にはそれ自体が持っている世界観があると言う事、そして唄いやすくなる事によって地声か裏声かまで変わる事もあるわけで、その場合更に原曲の持つ世界観を損なう可能性があるとの事でした。
            よほど大者になれば我がまま言える場合もあるけどね、とこれはホントに余程の場合だそうで。

            そうは言ってもミュージカルは歴史も浅く、最初は専門の役者なんて存在しなかったから女優かオペラ歌手がやっていて高音が出ないなんて事はあった(オードリー・ヘプバーンとかの事を指してるのかな)。
            しかしミュージカルと言うジャンルも続いているウチにどんどん進化して、今はレベルの高い役者さんたちが続々控えているとの事。
            そうかー。進化してるのかー。わたしは良い時代に生まれたなー。などと思う。


            そしてレミゼの日本語歌詞を作る時の苦労話に。
            そうなんですよ、この先生は初演から関わっていらっしゃるのだからお宝のような話なんですよ。
            そもそもあの頃はまだ台詞まで唄うようなミュージカルはまだ無く、台詞が歌であるという事は、歌も台詞のように唄わなければいけない。
            何しろ英語歌と比べると3分の1くらいしか音符にハマらないのが日本語。
            無理に入れようとすると音符を分割する事になり、これまた一つの音符を細かく分割して(例えば四分音符3つを三連符3つにするとか)しまうと原曲の雰囲気を損なってしまう。

            有名な
             「I Dreamed a Dream」の冒頭の歌詞は本当は、夢を見ている事が出来た頃の自分をボロボロになった状況の今のファンティーヌがあの頃はまだ幸せだったと振り返る、と言う意味まで含んでいるのに、「夢を見てたのね〜」となると昔を懐かしんでいるような歌になってしまう場合がある。→ だから裏の真意を汲んで唄ってねって事を仰っていたのかな。

            「Bring Him Home」も最後の伸ばす処にどう日本語をハメるか相当に難しかったそうで、意味が合うように文字数合わせて作ったものをイギリスの作曲家に許可をもらうため送ったところ、母音も合わせるように指示があったそうです。

            ここまで先生が言っていた内容について後から考察するに、ここまで真剣に一音一音考え尽くされて作られているのだから例え一音たりとも音符を舐めるなと言う事だったのだと思われます。


            さて話が終わって実際に始まります。
            自分は現場しか知らないからね、との言葉通り容赦無くガンガンいきます(;'∀')
            いや素人にプロレベルの内容でやって下さるなんて、どんだけ有難いんでしょう。
            涙チョチョ切れちゃいますよ、息つく余裕も無いほど必死に、真剣に付いて行きました。

            まずは「一日の終わりに」です。
            地声と裏声のチェンジ箇所を指定されるので参加者それぞれが楽譜に記入し、地声と裏声のバランスが取れていなければいけない事、地声と裏声ではニュアンスが変わるので勝手に好きに唄える場所なんて本当は全然存在しないのだという事を教わる。
            そして本当に音符に厳しく「そこは伸ばしっぱなしではなく八分休符があるはずだよね」や「いやそこは付点四分音符のはずなんだけど」など短く切ってしまっているところの指摘。
            前奏が12拍子に休符が混ざったモノでいきなり面食らうのだが「オーディションではここで入れないともうその時点で失格だからね。一応そのあとも3小節くらい聴くけど。でも大体最初入れない人はポイント外す人なんだよね」(゚д゚)!
            あ、ちなみに全体に対しての指摘です。
            リズムがずれちゃうのって致命的で、実際はオーケストラは合わせてくれない、いやオケは大勢いるから出遅れた歌手に合わせるのなんか無理なのだ、だから正確に唄えるようにしておかなければならないのだと教わる。

            ちなみに先生の歌声が素晴らしく、伴奏も自らキーボードをガンガン弾いてらっしゃいます。
            わたしは余裕はないのに伴奏の和音の素晴らしさも感じており、またどれだけの技術がこの方の中に詰まっているのだろうと四次元空間のようなものを感じておりました。
            でもあんなにキーボードの音が大きかったら私たちの歌声って聞こえるのかしら?やっぱ声楽の個人レッスンなんかとは次元の違う時間なのだろうな・・・など。

            さあ女工達のレチタティーボ部分(語り部分)に入ります。
            ここでも「当時下層階級にいた識字もままならない人々の雰囲気は裏声では出ない」と。
            しかし「嫌がらせするところは逆に裏声が良い」とも。
            楽譜自体やはりそのように作られているなと思う。
            当時のフランスでは母子のみの家庭はそれだけで蔑まれていた事、実はテナルディエの嘘なのだが「金が必要」と書かれているからにはファンティーヌは実はお金を持っているのだろう、持っているならここからは出ていけと言う論理なのだと台詞の深い部分まで解説してくださる。理解が深まるなぁ。


            さて曲が替わり「プリュメ街」です。
            この曲4拍子→3拍子→4→3→2→4→2→4と次々小節ごとに拍子が変わり、むしろ2小節同じ拍子が続くところの方が少ない。
            更に演奏記号が付いていて速さも刻々と変わっている。
            これは何を意味しているか。
            恋に浮かれて不安定な様をそのまま綴っただけで、むしろずっと4拍子などで表現する方が違和感があるものになるのだと。
            うん。
            楽譜見てどんだけ難しいんだと驚いたのは確かにここだった。
            そして先生はこう言う「人の唄った歌はいくらでも出回っているから譜面を見ずにも唄う事は可能かもしれない。しかし譜面を見ずに唄うという事はこれだけの情報を知らずにただのコピーをしている事でしかない。コピーの場合アクシデントが起こっても対応出来ない事になる」深い。深すぎる(/・ω・)/

            さて3時間なんて短い。
            詰め込み過ぎでもう頭パンクしそうでした。
            なんかショート寸前なのか頭痛もしている。
            身体中の血液が頭部に総て集まっているよう。

            最後にちょっとだけ質問コーナーがあり「オーディションで個性を出すのに譜面通り出来ないといけないならどう個性を出せば良いのか」との問いに「むしろ個性を出すのにどうして譜面通りやってはいけないのか。」と答えてらっしゃいました。譜面通りにやった上での個性を求められているという事ですね。



            はてさて。
            「もっとミュージカルを楽しみたいと思っている方なら経験は問いません」と謳っていましたが、完全にプロ育成のスタンスで進められていましたねー。
            真剣にオーディションに受かるための助言をくださっていました。
            ああ、真剣にやらない練習に意味は無いとおっしゃってました。
            ホントに為になったし貴重な時間であり、わたしなんかには贅沢過ぎて猫に小判です。
            しかも無料ですから!
            先生方や係りの方など、本当に感謝してもし切れない思いです。
            来年またやるからホームページ見といてねって係りの方が仰ってましたよー。

            受講中のわたしはもう夢中ですっかり20年前に遡っていましたが、帰り道のわたしは、自分はこれからいったい何がしたくて、何に向かい、何を目指しているのだろう・・・などと袋小路にハマり込みそうな足元の見えない暗闇の中歩いているような感覚に囚われていたのでした。






             
            category:ミュージカル | by:みきこ@神奈川comments(2) | -

            ワークショップ参加 レポ その1

            2014.10.14 Tuesday 23:00
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              気付けばすっかり前のUPから1週間以上経過してしまいました(;・∀・)
              自分としては言葉も分からないのに勢いで個人旅行したNYはかなりの冒険だったので、記録を残そうと始めたブログです。
              しかしそもそもブログを立ち上げたとき既に帰国してから2週間くらい経過していたので、UP中にネタが幾つも出来てしまうなど、掲載したい内容に書く手が追いつかないなどの嬉しい悲鳴に見舞われております(笑)
              UPしたいのにネタが無いよりマシかなーと。

              ・マシュー・ボーンの「白鳥の湖」
              ・ミュージカル・ミーツ・シンフォニー2014秋

              とりあえず帰国してからはこの二つを観に行き、本来ならばどう感じたかなど残しておきたいのですが・・・
              13(祝月)の昨日参加したワークショップでは良い経験が出来たと思うので、忘れないウチに頭の中を整理して残しておきたいと思います。



              まず7,8月に帝劇でこんなチラシを見掛けて、非常に興味を持ち締切直前までどうしたもんか考えあぐねておりました↓

              http://hello-musical.jp/academy/topics/20140822/ws2014-05.html



              ※特に注目したのはこの文面
              もっとミュージカルを楽しみたいと思っている方なら経験は問いません
              ミュージカルを観て「楽しい」と感じ「実際にやってみたい」と思ったら、まずは気軽に体験してみましょう


              そう。
              わたしって観るのも大好きなんだけど、やるのも好きな方なんだよね。
              何しろ小・中・高校ではずっと演劇部だったしね! ←リコーダー倶楽部と合唱もちょっと
              子どもの頃は大好きな漫画はいっつも弟に押し読み聞かせしていましたから!!
              「北島マヤはわたしだ」くらいな気分の大馬鹿者でございました (^。^)y-.。o○

              けっきょく「無料」だし「経験は問わない」そうだし「気軽」でいいみたいだから参加してみる事に。
              そして実際その通りでしたが、非常に貴重で贅沢な時間だったのでこれは残しておかないとなと思ったのでした。


              12:30〜13:30 < Yoko's N.Y. Musical> 講師:森野陽子

              実際にブロードウェイの舞台に立っていらっしゃった方で、ニューヨークのブロードウェイ・ダンスセンターで教鞭も取っていらっしゃった方です。
              きょう一日しか無いのに、一体何から始めてどこまでやるんだろう、という期待と不安は始めから払拭してくださいました。

              まず最初にここは世界で一番安全な ‘‘誰からも批判されない場所‘‘ である事、ひとり一人がスペシャルでありスペシャル同士が集まったのだから、スペシャルな空間である事、もう既に同じ空間に居るだけで影響を及ぼしあい空気が変わり始めている事を語りはじめ一気に親密な空間を造りあげてくださいました。
              スペシャルである理由としては、ブロードウェイの舞台に立っている時だけがYoko先生なのではなく道を歩いている時も家でダラッとしている時もYoko先生はYoko先生なのであり、Yoko先生は世界中のどこにも他に居ないからというものです。

              そこから先生が敬愛するボブ・フォッシーとフレッド・アステアに関して、何故こんなにも敬愛しているのかと言うお話に続きます。
              ブロードウェイの演出家・振付家たちはいくらでも代わりの利く役者たちに対して殆どが「His」と呼ぶのに対して、彼らは「Actors」と個々を尊重して扱ったそうです。ただしとても厳しかったそうですが。
              フォッシーは「ステップに意味は無い。ステップに価値を付けるのはActorsだ」と言い、
              アステアは振付してから消化するのに時間がかかるなら、自己の財を擲って出来るまで練習出来るような環境を作ったそうです。
              ブロードウェイでは批評家が絶大な力を持ち、彼らは絶賛する時もあるけれど散々に批判する時もある。フォッシーの新作で批判が巻き起こって打ち切りの危機だった時、やはり自己の財を投入しテレビでバンバン宣伝したところ観客が殺到し大人気のミュージカルになった。批評家ではなく自分たちを信じていた・・・

              お話を聴いているととても豊かな気持ちになって来る。
              Yoko先生自身の30歳の時アンサンブルでオーディションを受けに行ったのに演出家に「どうして主役を受けないんだ?」と言われ17歳の役→南太平洋のリアットかな?をやった事、限界は自分でつくってしまってはいけないんだというお話にもわたしは感銘を受けていました。

              限界を自分でつくってしまうってホントにそう。
              年齢もそう。
              いつもそう。なんでもそう。
              限界はまず自分の自信の無い処からやって来る。

              かれこれ1時間くらいのお話が終わり、さっそくエクササイズから始まる。
              あ、音楽がPIPPINだ!って自分もつい一月前のNYでの観劇を想い出しながら、身体を動かす。
              久し振りだ。
              ああ、身体を動かすのって苦手だ、ダンスは20年ほど前に色々やったけどセンスないって自己否定ばっかりな私だったけど、こうやって外界をまったく考えずに自分の身体に向き合って音楽と一体になるの、実は好きだったなーなんて感慨を覚える。

              しかも先生は小柄なのに動き出すと途端に大きく見えて、更に生き生きと輝いて見える!
              これが実際にブロードウェイで主役張ってた人の魅力なんだなーなどと感心する。
              実は昔かじったバレエもタップもモダンバレエも、ジャズダンスも、みんな先生の動きを間近で見るのこそ楽しみだった。
              鍛えられた無駄な贅肉の無い引き締まった身体そのものに、これまで培ってきた日々の鍛練と努力、その生き方そのものに対する尊敬の念みたいなものを感じてしまう。
              わたしはさー、お菓子ボリボリ食べながらだらだらぐうたらしちゃう自堕落な人間だから(笑)
              はぁ。

              そして振付。
              曲は "SING, SING, SING"
              先生ホント大きく動く。移動距離ハンパない。
              なんとか必死で着いていく。
              でも先生はいっぱいヒントをくれる。
              常に左から動き出している事、左行ったら次は右である事、振りに着いて行けなくてもそれさえ覚えていれば全体の動きに合わせて動いていれば人とぶつからない事。

              ここで重要なことをまた教えてくれる。
              たとえプロであっても完璧な人などいないので、間違った時に素に戻らないという事。
              振りを覚えられないと不安なら後ろへ行っても良いけれど、実は舞台は隅々まで見える。
              「今日はギャング達の設定なのでギャングも色々居ていい。上手い人、下手な人、後から兄貴分に着いていく人、色々居ていいけど、常にギャングでいるように」
              「ブロードウェイではプレビューまでは演出家・振付家が手を出すけれど、プレビューが終わったら、もらったその振りはactorsのモノになる」
              「スペシャルである一緒に踊る人々にも敬意を持って。個が上手いかより周囲とコミュニケート出来るかを見られる場合が多くあり、オーディションでもそこを見る場合が多い」
              など。あ、最後のはエクササイズの時だけど。

              1コマ目はこんな感じで過ぎていきました。
              窓の外は台風が近づいています。
              欠席者も多く、23名ほどの参加者。
              年齢もまちまちでわたしが最年長ではなかったかな。
              贅沢な時間でした。

              たった一日参加したからと言って魔法のようにダンスが上手くなるワケなどあろうはずも無いと思ったけど、一日で出来る最大の事を先生は知っていて、それぞれの心の中にしっかりと楔を打ち込まれたのでした。
              きょうだけの特別な空間から受ける刺激、素晴らしい考え方や視点・・・これらの事はこの一日をさかいに明日からの日々を変える力を持つ事が出来るんだな、と。

              →その2へ続く
              http://at-teatime.jugem.jp/?eid=17



               
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              祝・「ミス・サイゴン」25周年

              2014.10.05 Sunday 03:09
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                NY旅行記途中ですが、今夜イギリスで行われた「ミス・サイゴン25周年ガラ・コンサート」の音源を入手出来まして全編聴く事が出来るので、こちらをUPしておきます。※現在は期限切れです

                http://www.bbc.co.uk/programmes/b04j551n




                こちらはカーテンコールの様子です。



                今日10月5日はちょうど日本の2014年ミス・サイゴンの横須賀大千穐楽の日で、このタイミングで聴けた事が本当に嬉しいです。

                先ほどまでソファで寝てしまったりと死にかけていたのですが、今はもう興奮して目はギラギラ、鼻地もブーしそうだしトイレにも行けず、もちろん寝られない・・・な状態です(笑) ←書き終えた今は死んだ魚の目
                因みにわたしは、オリジナルキャストのレア・サロンガCDを持っています。
                2014年Verも欲しいなぁ。

                「レ・ミゼラブル」1985年10月初演、「オペラ座の怪人」1986年10月初演、に引き続き「ミス・サイゴン」1089年9月初演・・・が今年25周年を迎えたので、先の2作品に続き記念のガラ・コンサートをやりBBCラジオ2で放送されたのです。

                世界中の人々に愛され続けて25年。四半世紀。
                凄いですね。
                でもやはり愛され続けるには愛されるだけの魅力があるんです。

                ちなみに上記3作品は総て世界的演劇プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュ氏が手掛けていらっしゃいます。
                なんと氏はロンドンのウエストエンドに7つも劇場を所有しているとか(wiki情報)!どんだけ!!
                彼は来年2015年には50周年を迎えられるらしいので、またなにか壮大な企画が進んでいそうですね。
                ニューヨークの次はぜひウエストエンドに行ってみたいと思う今日この頃、その企画に合わせて渡英出来たらどんなにいいか。
                でもチケット入手困難必須でしょうね・・・。



                この作品の素晴らしさはやはり音楽にあります。
                一回聴くと後からまた聴きたくなると言う中毒性のある神曲のオンパレードだったりします。
                心地よいだけではない、ドラマチックさが癖になる。
                登場人物の悲痛な叫びがそのまま音楽に融合し、不自然さなど感じさせずにそのまま音楽に乗せられ聴いているこちらも気持ちが昂ってしまう。

                シナリオとしてはオペラ「蝶々夫人」の舞台をベトナム戦争時のサイゴンに置き換えて造られており、主人公キムがあまりにも可哀想で、これまた凄惨な時世に関しての表現もあるので、ミュージカルファンでも受け付けない方は多いご様子。(←とは言ってもご贔屓役者を観る為にせっせと通う方多し)
                時代背景についてはこの方が噛み砕いて解説してくださっています。
                http://gaoyangli.blog79.fc2.com/blog-entry-463.html

                ここからは今年(2014年)帝国劇場で観たもの主流の話になりますが、サイゴンの何が凄いって、大型装置の使い方に圧倒されます。
                何度か演出が変わっていますが、日本の初演で故・本田美奈子さんが舞台中に骨折されたヘリコプターが出て来るシーンの演出。2014年Verはスクリーン→実物→スクリーンになっていました。




                ヘリコプターが出て来る前のシーンではフェンスの角度を変える事により、こちら側からとあちら側を表現しており、スピーディな展開にキムとクリスが巡り合えるのかハラハラ。
                エンジニアが経営する売春宿「ドリームハウス」もくるくる回されたり寄せて使われたりと、セットも目まぐるしく替わるので視覚的に常に飽きさせない。
                セットの故障関連では過去に何度もトラブルが起きており、それだけコンピューター制御の、大掛かりなモノであると推測出来るのではと思う。

                その他にも突然の破裂音に心臓が破裂しそうになったり、悲恋に終わってしまうのですが話始まりの甘〜い二人のラブソングにうっとりしたり、エンジニアのしたたかな生き様に底力を感じたり、と、あらゆる面で揺さぶって来るので観ているこちらの脳からはドーパミン出まくり状態になってしまい、ドーパミン依存状態へと誘われてしまうのであります。


                 

                ダンスナンバーも魅力的。
                ↑この「モーニング・オブ・ドラゴン」怪我人続出してしまったのがとても残念ですが、社会主義国家ホーチミン建国3周年を祝う式典、癖になります。
                中毒症状の原因になるものの一つです(笑)
                バシッと整列し、屈強な軍事国家(アメリカを追い出したんだもの!)の団結力や気概がビシビシ伝わって来るのですが、行進や体系移動やドラゴンや宙返りなど、息をも着かせない!

                そんな風にストーリーが深刻に進行していく中、もう切なくて苦しいって辺りになると狂言回しと言う事になっているエンジニア(普通に話しでキャラと絡んでます)が出て来て空気を和ませてくれます。
                今年市村正親さんの突然の病気降板でとても心配しましたが(元気をもらいに行くつもりだったので)、初めて観る駒田一さん演じるエンジニアには一気にヤラれてしまいました。
                演じる方によって大分印象が変わるのは当然ですが、面倒見の良い(もちろん自分の利益あってのですが)兄貴分な雰囲気。内に秘める野心。どんな逆境でも思い詰めずに生き抜く器用さ・・・。
                「アメリカン・ドリーム」をとても軽やかに踊る。壮大な夢。野望。妄想の中では既にビッグマネーやそれにより手に入る立場を手にしている。心の中は自由だ。しかしそれは現実では夢に過ぎない・・・と言う感じに終わるのでナンバーが煌びやかであればあるほど、空しく切ない。でも、もしかして、いつかかなうかしら?と思わせる力が漲るエンジニア。
                駒田さんはレミゼではテナルディエを演じていらっしゃいますが、わたしは初見だったので一気に惚れこんでしまい、帝劇に4回も通う羽目に・・・(笑)

                4回のうち1回は筧利夫さんだったのですが、過去にやっているとは言え、急に振られて引き受ける度量と、あれだけ出来る役者魂が素晴らしいと思いました。
                因みに筧さん演じるエンジニアはアメリカンドリームは結局夢で終わってしまいそうな、足掻いても足掻いても泥沼からは出られないエンジニアに見えました。
                市村エンジニアはきっとまた観る機会があるのを信じて待つ所存であります。


                  

                知念キム、昆キム、笹本キム、それぞれ観ましたが、逃げられない悲惨な環境の中クリスに光を感じ、望みを託し、絶望する・・・と言う激しいキムの人生を生きていました。
                知念里奈キム→張り上げる声が苦手かと思っていたが、雑踏の中むしろ聞き取りやすく、入魂の演技はさすがに繰り返し演じるだけあると思った。
                昆夏美キム→小さくていたいけで、より一層周りの男共に憎しみを感じ得ない。

                原田優一クリス→安定した演技と歌声。彼の胸に飛び込んで行くキムの気持ちになって観てしまい、あとで散々な目に(笑) う〜ん、でも個人にはどうしようもない歴史が動いた瞬間の行動であり、なんとか抗おうとしていたし、激しく後悔する様や、なんとか事後責任を取ろうとする姿勢(自分勝手だけど)があるのでギリギリ許す。いや、やっぱ許せないかな(笑) 劇中あんなに絶叫して、声が枯れないのか心配である。

                キムの婚約者トゥイはしつこくて強引でウザくて石頭で大嫌いだったのに、繰り返し観るうちに、実は噛めば噛むほど味の出るキャラなのだと今回気付いたのでありました(笑)
                神田恭兵トゥイ→本当は優しいのに、生真面目で思い込みが激しいのかなと切なくなる。
                泉見洋平トゥイ→生真面目とかじゃなく、狂ったようなキムへの愛。ここにも願いの叶わない切ない人が。

                岡幸二郎ジョン→最初は荒れててクリスを引き摺り込んだのはあなたでしょって険しい目で見ちゃうのだけど、引き上げる時は恋に狂うクリスを殴ってでも本国アメリカに連れ帰ろうとする情け深いヤツ。「電話」のシーン大好きだったりする。しかし2幕から急に正義の人になっちゃうんで、この変わりようは何?って消化不良であります。

                「ブイドイ」美しい曲で、英語Verはうっとり聴いてしまうし口ずさんでしまうほどだったのに、今回日本語でじっくり聴くとゾっとする歌詞に凍り付きました。
                地獄で生まれたゴミクズ。罪の証拠。
                現実に存在している事だし、事実を受け入れて罪を認め、対処しようとする姿勢は良いと思うし素晴らしいと思う。が、罪の証拠と言われた方はどうしたらいいの。この歌詞に物凄い憤りを感じるし悔しい。悔し涙が出る。
                しかしそれが目的なのかな。
                敢えて引っ掛かりを作って問題提起する。。。
                岡さんは朗々と高らかに唄われるので音色は気持ちいいのですが、余計に中身の歌詞との違和感、気持ち悪さを感じずにはいられない、やはり消化不良の歌であります。。。


                わたしは多分、昔過ぎて記憶は薄いのだけど日本初演で観ているのだと思われる。
                何故なら、忘れもしない、ミュージカルに遠ざかっている時期ではあったが親子三代で観に行った公演は2回目であり、wikiにも載っている2004年10月22日だったのだから。
                http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B4%E3%83%B3
                セットが動かず、一度中断してやり直したが結局ダメで、振替公演になったのである。
                この時は市村さんの咄嗟に機転の利いたトークや心のこもった謝罪に感心し、生だからこんな事もあるのだなとある意味興奮し、今はもう亡き祖母と母との時間が2回に増えたので良い思い出なのである。
                振替の日には「こないだはごめんなさい」なんてお茶目な垂れ幕がカーテンコールで出てきて吹き出したような記憶がある。

                そんな風に過去を遡るとこの作品を2回も観ていたのに、わ た し は 何 を 観 て い た ん だ ?
                若かったせいにしては馬鹿丸出しだが、何にも分かっていなかったんだと2014年公演を4回観ているうちに段々分かっていった。
                本当にうっとり聴き入っているだけでない、恐ろしい歴史が描きこまれている事の重大さをちっともわかっていない馬鹿だった。
                きっと悲恋のラブストーリー部分にだけシンクロして観ていたんだな。
                まだまだ見えていない面や角度ってたくさんあるだろう。
                精進しようと思う。


                最後に。2014年日本キャストの稽古場風景です♪











                 
                category:ミュージカル | by:みきこ@神奈川comments(0) | -

                ミュージカルにハマったわけ・2 〜まだまだNYに飛び立たず〜

                2014.09.18 Thursday 02:24
                0
                  ミュージカル熱再沸騰のきっかけはコレですね。





                  まさか。
                  まさかのまさか。
                  市村正親のファントムを直に観れる日が来るなんて。
                  始まりの出会いから20年は経過し色んな出会いもあったけど、わたしのスタート地点。
                  だってだって市村ファントムはCDレンタルだったからカセットテープwのダビングだったし!
                  自分で購入した時はもう退団されてたから山口祐一郎verだったし!!!←しかも回し貸しから帰還せず
                  生で、生で市村ファントムを観られる日が来るなんて思ってもみなかった!!!
                  ホリプロさま本当にありがとう!
                  四季さま上演権買い取らないでいてくれてありがとう!

                  実はTSUTAYAでLND(ラブ・ネバー・ダイ)のDVDを見掛けた事はあったのだ。
                  非常に気になったが、よくある流行りモノの二番煎じだと警戒し手に取りつつも棚に戻していた。
                  2004年のエミー・ロッサム主演の映画化はもちろんチェックしたが、わたしにとっては映像こそ美しいがオペラ座の怪人の世界観を損なうモノであったので怖かった。
                  う〜ん、何が気に入らなかったって、クリスティーヌに非常にイライラしたのである。
                  渦中に居るにも関わらずの傍観者っぷりとか、ただ泣き腫らしてポカンと口開けて突っ立ってるお馬鹿な可愛い子っぷりとか。

                  しかしこれなら行くっきゃないっしょ!!!

                  さてLNDに関しては山盛りツイしたのだがTwitterって流れていっちゃうのが残念。
                  ブログに残したいなーなんて思い始めたのはこの頃。
                  このブログにも思い出してまとめたりするかもですが、今回は省略。

                  LNDでミュ熱沸騰し心はビッグバン。
                           ☟
                  会場で幕間にLNDのCDを購入しラミン・カリムルーとシエラ・ボーゲスを知り歌声に惚れる。
                           ☟
                  何故か「レ・ミゼラブル25周年記念公演」はちゃんとキャッチしており、ラミン=アンジョルラスだったと把握する。
                           ☟
                  ラミンについて検索しまくり「オペラ座の怪人25周年記念公演」を知り地団駄を踏む。←往年のファンだったのに!もちろんポチりまくりw
                           ☟
                  検索していく中でほんの1年前にラミン・カリムルー、シエラ・ボーゲス、レア・サロンガが奇跡的な来日をして、城田優と4starsなんて奇跡的なコンサートをしていたと知りハンカチを噛み千切る。←レア・サロンガはサイゴンのCD持ってるしアラジンのジャスミンもムーランも大好きなのに!!
                           ☟
                  ラミンが5月にまた来日すると知り狂喜乱舞。←行くっきゃないっしょ!!!
                           ☟
                  この頃放置系だったTwitterで単語検索を次々かけてミュ関連、特にLNDについてツイしてる方を次々フォローしてミュ情報が格段に増える。←ミュ情報のカンブリア爆発
                           ☟
                  ミュージカル・ミーツ・シンフォニー(MMS)関連でまたフォローしまくりTwitterのタイムラインはミュ関連と化し始めてTwitterの使い方とはこれだと確信する。
                           ☟
                  もうLNDとPOTO25thとレミゼ25thとラミンとシエラ熱でごっちゃごちゃ。
                  胸の中はいつマグマをたっぷり含み噴火するかわからない。
                           ☟
                  MMS関連でフォローした方々の中には海外ミュに詳しい方々がいらっしゃり、現在ラミンもシエラもロンドンのWEではなくニューヨークのBWに居ると知る。しかも怪人はレミゼ25thのジャベールのノーム・ルイスだと知る。しかもノームの評判上々なり。
                           ☟
                  行くっきゃないっしょ!!!
                  しかし、英語力が・・・!!!
                  わたし海外はフランスとバリ島で経験ありだけど、日本語のコンダクターさんに連れまわしてもらう旅しかしてないのよぅ。おうおう(号泣)
                           ☟
                  MMSで相互フォローになった方の渡米決意と航空券入手ツイを見てヨダレを垂らしながら羨ましがる。
                           ☟
                  勢いで話しかけたら親切な対応に歓迎のリプライありで自分もその瞬間渡米を決意し、夜中じゅう情報交換し翌日にはもうHISに行き彼女と合わせた航空券入手手配をしその場でカード決済。

                  かくして夢は現実になったのであった・・・!!!
                  いざ、ニューヨークへ!!!!!!

















                   
                  category:ミュージカル | by:みきこ@神奈川comments(8) | -

                  ミュージカルにハマったわけ・1 〜まだまだNYに飛び立たず〜

                  2014.09.17 Wednesday 23:53
                  0
                    ブログ立ち上げ宣言してから一週間が経ちそうですんませんw
                    しかし。
                    しかしですね。
                    ブログ初心者としてはProfileにどこまで己の趣味を丸出しで晒すか、方向性を考えたりしていたのです。
                    結果は・・・表題の通り。
                    丸裸で行きます!

                    さて。
                    ミュージカルに魅せられている私ですがやはり入口はオペラ座でした。
                    初演だったのかなど詳細は不明ですが・・・



                    某地域では大手の書店チェーン有隣堂でこのような広告を見掛けたのです。(画像は今テキトーに拾ったヤツ)
                    当時わたしは中学生。
                    もうこのキャッチコピーと絵だけで妄想がどんどん膨らむ。
                    何これ何これなにこれ・・・!!

                    中学生だったしちょうど本屋に居たしでまずは原作から入る。
                    翻訳もの独特の長ったらしい形容詞に回りくどい表現。
                    でも世界観にガッと取り込まれさっそく母に
                    「これ、本当にあった話だって書いてあるよ!」
                    「本当にあったって書いてある作った話よ」
                    「でもオペラ座の壁が二重になってるのは本当なんじゃない?」
                    「そんなワケないでしょ」
                    「ホントだったらどうすんのよぉ!誰かが隠れてるかもしれないんだよ?!」
                    などと会話した覚えが・・・
                    母はMジャクソンとか井上陽水とか好きな人ですが超クールな人間であります。。。

                    原作では謎のペルシャ人が語り手だったり、怪人エリックの腹話術の天才っぷりとか建築の天才っぷりとか音楽の天才っぷりなど盛り沢山ですが、アンドリュー・ロイド・ウェバー作のミュージカルは数々映画化された作品のどれよりも、メロドラマ感は強化されつつ原作に忠実だと思われます。
                    ミュージカルの方では手紙のシーンでは怪人の声が色々な場所から聞こえたり、カルロッタの声がカエルになったりしますが、説明はなくとも原作に忠実なシーンです。
                    クリスティーヌが父の死から立ち直れずに未だ夢見る目付きをして天使の声に縋っているなど、一々説明は無いですが忠実です。
                    しかし原作ではクリスの怪人怖がりようが半端ない!

                    ↑そう、原作の次にはレンタルビデオ(w)で次々映画化された「オペラ座の怪人」を借りて見たのです。
                    しかしどれも納得いかない。
                    詳細は忘れたが薬品掛けられて顔がああなったとか、実はクリスと父娘設定とか、オカルト的アレンジだったりとか。

                    そして遂に四季の市村ファントムCDにレンタル屋で出会うのである。





                    これぞ!!!!!!!
                    ああ、このメロディ、このストーリー、私が求めていたものだったのだわ!!!
                    もうヘビロテである。
                    すっかり全編諳んじられるほどに。
                    トイレの中でも夜道でもなりきって口ずさんでいた当時のわたし・・・。
                    もちろん怪人パートもラウルパートもやる。←ギャグじゃw

                    さて中学で広告と出会いこの頃わたしはもう高校生でありました・・・。
                    そして予備校通いを辞め、声楽とバレエを始め、進路も専門学校受験へと変えてしまう事になる。
                    最初は四季レパートリー網羅していたんだけど、次第に音楽座ファンに移行し、1公演につき3回観劇に行くなど覚え始める。
                    しかし今回はここは省略!(笑)
                    かくかくしかじかで、その後はバイトにハマり、恋愛にハマる20代・・・。
                    気付けばブラック就業まっただ中の30代前半・・・。
                    いつしかミュ熱も胸の奥の方に燻って木炭と化していたのであった・・・。

                    ↑でも親子3代でサイゴン2004年行って新妻聖子ファンになったり、アマデウス公演のたびに幸四郎観に行って染五郎との親子共演観たり、ウエストサイド来日の度に行ったり、音楽座復活の星の王子さま観に行った帰りに旦那にプロポーズされたりしてはいましたがw
                    ええ、結婚記念日が星の王子さま原作者のサン・テグジュペリの誕生日だったりしますww

                    ええと長くなったので△紡海ます →コチラ





                     
                    category:ミュージカル | by:みきこ@神奈川comments(0) | -

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