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    祝・「ミス・サイゴン」25周年

    2014.10.05 Sunday 03:09
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      NY旅行記途中ですが、今夜イギリスで行われた「ミス・サイゴン25周年ガラ・コンサート」の音源を入手出来まして全編聴く事が出来るので、こちらをUPしておきます。※現在は期限切れです

      http://www.bbc.co.uk/programmes/b04j551n




      こちらはカーテンコールの様子です。



      今日10月5日はちょうど日本の2014年ミス・サイゴンの横須賀大千穐楽の日で、このタイミングで聴けた事が本当に嬉しいです。

      先ほどまでソファで寝てしまったりと死にかけていたのですが、今はもう興奮して目はギラギラ、鼻地もブーしそうだしトイレにも行けず、もちろん寝られない・・・な状態です(笑) ←書き終えた今は死んだ魚の目
      因みにわたしは、オリジナルキャストのレア・サロンガCDを持っています。
      2014年Verも欲しいなぁ。

      「レ・ミゼラブル」1985年10月初演、「オペラ座の怪人」1986年10月初演、に引き続き「ミス・サイゴン」1089年9月初演・・・が今年25周年を迎えたので、先の2作品に続き記念のガラ・コンサートをやりBBCラジオ2で放送されたのです。

      世界中の人々に愛され続けて25年。四半世紀。
      凄いですね。
      でもやはり愛され続けるには愛されるだけの魅力があるんです。

      ちなみに上記3作品は総て世界的演劇プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュ氏が手掛けていらっしゃいます。
      なんと氏はロンドンのウエストエンドに7つも劇場を所有しているとか(wiki情報)!どんだけ!!
      彼は来年2015年には50周年を迎えられるらしいので、またなにか壮大な企画が進んでいそうですね。
      ニューヨークの次はぜひウエストエンドに行ってみたいと思う今日この頃、その企画に合わせて渡英出来たらどんなにいいか。
      でもチケット入手困難必須でしょうね・・・。



      この作品の素晴らしさはやはり音楽にあります。
      一回聴くと後からまた聴きたくなると言う中毒性のある神曲のオンパレードだったりします。
      心地よいだけではない、ドラマチックさが癖になる。
      登場人物の悲痛な叫びがそのまま音楽に融合し、不自然さなど感じさせずにそのまま音楽に乗せられ聴いているこちらも気持ちが昂ってしまう。

      シナリオとしてはオペラ「蝶々夫人」の舞台をベトナム戦争時のサイゴンに置き換えて造られており、主人公キムがあまりにも可哀想で、これまた凄惨な時世に関しての表現もあるので、ミュージカルファンでも受け付けない方は多いご様子。(←とは言ってもご贔屓役者を観る為にせっせと通う方多し)
      時代背景についてはこの方が噛み砕いて解説してくださっています。
      http://gaoyangli.blog79.fc2.com/blog-entry-463.html

      ここからは今年(2014年)帝国劇場で観たもの主流の話になりますが、サイゴンの何が凄いって、大型装置の使い方に圧倒されます。
      何度か演出が変わっていますが、日本の初演で故・本田美奈子さんが舞台中に骨折されたヘリコプターが出て来るシーンの演出。2014年Verはスクリーン→実物→スクリーンになっていました。




      ヘリコプターが出て来る前のシーンではフェンスの角度を変える事により、こちら側からとあちら側を表現しており、スピーディな展開にキムとクリスが巡り合えるのかハラハラ。
      エンジニアが経営する売春宿「ドリームハウス」もくるくる回されたり寄せて使われたりと、セットも目まぐるしく替わるので視覚的に常に飽きさせない。
      セットの故障関連では過去に何度もトラブルが起きており、それだけコンピューター制御の、大掛かりなモノであると推測出来るのではと思う。

      その他にも突然の破裂音に心臓が破裂しそうになったり、悲恋に終わってしまうのですが話始まりの甘〜い二人のラブソングにうっとりしたり、エンジニアのしたたかな生き様に底力を感じたり、と、あらゆる面で揺さぶって来るので観ているこちらの脳からはドーパミン出まくり状態になってしまい、ドーパミン依存状態へと誘われてしまうのであります。


       

      ダンスナンバーも魅力的。
      ↑この「モーニング・オブ・ドラゴン」怪我人続出してしまったのがとても残念ですが、社会主義国家ホーチミン建国3周年を祝う式典、癖になります。
      中毒症状の原因になるものの一つです(笑)
      バシッと整列し、屈強な軍事国家(アメリカを追い出したんだもの!)の団結力や気概がビシビシ伝わって来るのですが、行進や体系移動やドラゴンや宙返りなど、息をも着かせない!

      そんな風にストーリーが深刻に進行していく中、もう切なくて苦しいって辺りになると狂言回しと言う事になっているエンジニア(普通に話しでキャラと絡んでます)が出て来て空気を和ませてくれます。
      今年市村正親さんの突然の病気降板でとても心配しましたが(元気をもらいに行くつもりだったので)、初めて観る駒田一さん演じるエンジニアには一気にヤラれてしまいました。
      演じる方によって大分印象が変わるのは当然ですが、面倒見の良い(もちろん自分の利益あってのですが)兄貴分な雰囲気。内に秘める野心。どんな逆境でも思い詰めずに生き抜く器用さ・・・。
      「アメリカン・ドリーム」をとても軽やかに踊る。壮大な夢。野望。妄想の中では既にビッグマネーやそれにより手に入る立場を手にしている。心の中は自由だ。しかしそれは現実では夢に過ぎない・・・と言う感じに終わるのでナンバーが煌びやかであればあるほど、空しく切ない。でも、もしかして、いつかかなうかしら?と思わせる力が漲るエンジニア。
      駒田さんはレミゼではテナルディエを演じていらっしゃいますが、わたしは初見だったので一気に惚れこんでしまい、帝劇に4回も通う羽目に・・・(笑)

      4回のうち1回は筧利夫さんだったのですが、過去にやっているとは言え、急に振られて引き受ける度量と、あれだけ出来る役者魂が素晴らしいと思いました。
      因みに筧さん演じるエンジニアはアメリカンドリームは結局夢で終わってしまいそうな、足掻いても足掻いても泥沼からは出られないエンジニアに見えました。
      市村エンジニアはきっとまた観る機会があるのを信じて待つ所存であります。


        

      知念キム、昆キム、笹本キム、それぞれ観ましたが、逃げられない悲惨な環境の中クリスに光を感じ、望みを託し、絶望する・・・と言う激しいキムの人生を生きていました。
      知念里奈キム→張り上げる声が苦手かと思っていたが、雑踏の中むしろ聞き取りやすく、入魂の演技はさすがに繰り返し演じるだけあると思った。
      昆夏美キム→小さくていたいけで、より一層周りの男共に憎しみを感じ得ない。

      原田優一クリス→安定した演技と歌声。彼の胸に飛び込んで行くキムの気持ちになって観てしまい、あとで散々な目に(笑) う〜ん、でも個人にはどうしようもない歴史が動いた瞬間の行動であり、なんとか抗おうとしていたし、激しく後悔する様や、なんとか事後責任を取ろうとする姿勢(自分勝手だけど)があるのでギリギリ許す。いや、やっぱ許せないかな(笑) 劇中あんなに絶叫して、声が枯れないのか心配である。

      キムの婚約者トゥイはしつこくて強引でウザくて石頭で大嫌いだったのに、繰り返し観るうちに、実は噛めば噛むほど味の出るキャラなのだと今回気付いたのでありました(笑)
      神田恭兵トゥイ→本当は優しいのに、生真面目で思い込みが激しいのかなと切なくなる。
      泉見洋平トゥイ→生真面目とかじゃなく、狂ったようなキムへの愛。ここにも願いの叶わない切ない人が。

      岡幸二郎ジョン→最初は荒れててクリスを引き摺り込んだのはあなたでしょって険しい目で見ちゃうのだけど、引き上げる時は恋に狂うクリスを殴ってでも本国アメリカに連れ帰ろうとする情け深いヤツ。「電話」のシーン大好きだったりする。しかし2幕から急に正義の人になっちゃうんで、この変わりようは何?って消化不良であります。

      「ブイドイ」美しい曲で、英語Verはうっとり聴いてしまうし口ずさんでしまうほどだったのに、今回日本語でじっくり聴くとゾっとする歌詞に凍り付きました。
      地獄で生まれたゴミクズ。罪の証拠。
      現実に存在している事だし、事実を受け入れて罪を認め、対処しようとする姿勢は良いと思うし素晴らしいと思う。が、罪の証拠と言われた方はどうしたらいいの。この歌詞に物凄い憤りを感じるし悔しい。悔し涙が出る。
      しかしそれが目的なのかな。
      敢えて引っ掛かりを作って問題提起する。。。
      岡さんは朗々と高らかに唄われるので音色は気持ちいいのですが、余計に中身の歌詞との違和感、気持ち悪さを感じずにはいられない、やはり消化不良の歌であります。。。


      わたしは多分、昔過ぎて記憶は薄いのだけど日本初演で観ているのだと思われる。
      何故なら、忘れもしない、ミュージカルに遠ざかっている時期ではあったが親子三代で観に行った公演は2回目であり、wikiにも載っている2004年10月22日だったのだから。
      http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B4%E3%83%B3
      セットが動かず、一度中断してやり直したが結局ダメで、振替公演になったのである。
      この時は市村さんの咄嗟に機転の利いたトークや心のこもった謝罪に感心し、生だからこんな事もあるのだなとある意味興奮し、今はもう亡き祖母と母との時間が2回に増えたので良い思い出なのである。
      振替の日には「こないだはごめんなさい」なんてお茶目な垂れ幕がカーテンコールで出てきて吹き出したような記憶がある。

      そんな風に過去を遡るとこの作品を2回も観ていたのに、わ た し は 何 を 観 て い た ん だ ?
      若かったせいにしては馬鹿丸出しだが、何にも分かっていなかったんだと2014年公演を4回観ているうちに段々分かっていった。
      本当にうっとり聴き入っているだけでない、恐ろしい歴史が描きこまれている事の重大さをちっともわかっていない馬鹿だった。
      きっと悲恋のラブストーリー部分にだけシンクロして観ていたんだな。
      まだまだ見えていない面や角度ってたくさんあるだろう。
      精進しようと思う。


      最後に。2014年日本キャストの稽古場風景です♪











       
      category:ミュージカル | by:みきこ@神奈川comments(0) | -

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