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    ナショナル・シアター・ライヴ 「コリオレイナス」

    2014.11.30 Sunday 01:02
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      すっかりご無沙汰してしまっています。
      11月は興味ある舞台が続々上演されていて、どうしてこうも時期が重なるのかと悲鳴を上げております(笑)
      キリが無いので見送ろうと思っていた舞台もTwitterで観劇レポが流れて来るとどうしても観に行きたくなり・・・
      そこへ舞台映像がダダダっと毎週食い込んでくるんですよ(単に後から知っただけw)

      でも観たいという欲求通りに動いてみたんですが、スケジュール的にもお財布的にもキツイですね。
      わたし少し焦っているのかななんて自覚する今日この頃。
      かつて。
      高校でドハマりして進路を間違えたあの頃、やはり貪るように舞台を観ましたが、20数年を経まして堅実に働いて確実に収入を得る進路が一番趣味を謳歌出来る道だったのだなと思い知るワケです。
      遠退いていた時期も観劇は続けていましたが(何しろ好きなので)、確実に好みだと分かっている作品にしか手を出さなかった。
      今年またスイッチが入ったワケですが、空白の期間を埋めよう ← 要するに焦りの原因はコレ。
      徐々にペースを掴んでいきたいものです。



      2014年11月16日(日) 17時10分〜




      こんな形でわたしの手の届かない、本場英国での演劇を、字幕付きで、お手頃価格で観る事が出来るなんて少し前には想像もしなかった。
      このような企画をしてくれるTOHOさんは ネ申 なんじゃないかと思う。

      会場のドンマー・ウェアハウスはロンドンのコヴェント・ガーデンの近くにあり客席数は251席。

      主役マーシアス     =トム・ヒドルストン (今回初めて知った)
      メニーニアス役     =マーク・ゲイティス (SHERLOCKで既に好き)
      宿敵オーフィディアス役 =ハドリー・フレイザー (オペラ座25周年のラウル)

      始まるなり大量の言葉が交わされる。
      字幕を読む事は追いつくものの意味の理解が着いていかない。
      言葉のみではどう解釈すればよいか判断に迷っているウチにどんどん先へ展開していく。

      しかし、次第にその言葉の波が気持ち良くなってくる。
      巧みな表現に感嘆する。
      言葉とはこんなにも沢山の表現方法があったのか。
      美しく流れるように紡がれる言葉の一つ一つが光輝いている(字幕ではあるけど原文の威力なのだろうと思う)。
      これが「シェイクスピア」なのか?
      シェイクスピアは何て見事に言葉を使いこなすのだろう。
      だから400年以上も語り継がれているのか?
      翻訳の幾つかを読んだ事はあれど児童文学書だった。

      しかし「フランケンシュタイン」の時はぜひ文字で読んでみたいと思ったのだが、シェイクスピアの言葉は演劇でこそ生きるんじゃないかと思う。
      どうとも解釈できる台詞に意味を持たせるのは演出や演技の力だから。
      わたしなら文字で読んだ場合この装飾語はどの単語にかかるのかなど余計な事を考えて進まないかもしれない(笑)

      余計なセットなどは無く役者たちのみで世界を造りだしているのだが、小規模な劇場なので空間を余す事無く肉薄した切迫感が伝わって来るのが画面からでも分かる。
      しかしセットは梯子くらいしか無いのに色んなモノが次々降って来るし床や壁に直接ペイントしちゃう。
      舞台ってのは色んな使い方があるもんだね。

      後にコリオレイナスと呼ばれるようになるマーシアスは傷跡生々しく、血糊が頭からダラダラボタボタ。
      床に垂れてるから!
      目に入ってるから!!
      観ていて痛々しく気持ちが悪くなりそうになる。
      そして、まさか舞台上で水が降ってきて血糊を洗い流すとは思わなかったのでショッキング。
      ド迫力の演出だけれど、戦士の痛みや置かれている状況をシンプル且つ的確に表していると思う。




      そして洗い流してみれば、あらあらまあまあ・・・
      お美しいトムヒさんのお顔と澄んだ瞳にドキュンw
      逞しい身体からは精気が立ち昇っている。
      引き締まった太腿にキュっと持ち上がったお尻! ← どこ観てるんじゃwww
      えっとえっと上に挙げた宣伝写真ではこの魅力に気付かなかったです。


       
       

      話は横道に逸れたけど、彼の感情を写す瞳が切なくて後半は吸い寄せられるように感情移入してしまった。

      謙虚さを好むのは日本人のカラーであり海外ではどれだけ自己主張できるかが重要って昔からよく言われるけれど、この「コリオレイナス」という話ではどれだけ勝利を導いた英雄でも謙虚さが無いと平和な世になれば民衆に嫌われ追放されてしまうという様が描かれている。
      先ほどの気持ち悪くなるほどの血みどろのシーンがここでマーシアスに肩入れする要素になってくる。
      本当はもっと憎ったらしい方が説得力があるのだろうけど、トムヒさんは時折見せる表情が優しいからか憎めなかった。
      マーシアスに肩入れしているものだから、平和ボケした民衆を憎く感じる。



      さて。
      オペラ座の怪人25周年記念公演でラウル役のハドリーをここで観られるとは思っていなかった。
      これまた味のある憎めない敵役を演じている。
      マーシアスの凄さを本当の意味で分かっているのは敵であるオーフィディアスだったんだなぁと感動してしまう。
      この時代の戦争は接近戦がメインだから闘う事自体がコミュニケーションに成り得るのかな。
      あれだけ尽くした味方に後ろ指差されて追放された後なので、オーフィディアスがマーシアスを認めて引き入れたところはホロっときてしまった。
      衝撃のキスまである!


       




      さてさてメニーニアス役のマーク・ゲイティス氏にも少しだけ触れておこう。
      理解者であったはずなのに足蹴にされて可哀想だった。
      しかし本人はマーシアスを守れなかったのだから敵と思われてもしょうがないと潔い。
      なのに何故か腹黒さをどこかに感じてしまい、裏があるのでは?と勘ぐってしまった(笑)
      やっぱりマイクロフトのイメージなのかなぁ(^-^;








      古代ローマの女性の立ち位置は基本的には低かったと言うが、この話しに於いて妻やとりわけ母はマーシアスにとって非常に重要な存在として登場する。
      傍若無人な設定になっているのに彼女らを下に見たりはせずに尊重して扱っているように見えた。
      あれだけ頑なだったマーシアスが心を動かされる。
      この展開はこの話にして2回目にホロっときてしまう処だった。
      こういう何回もどんでん返しがくる展開もシェイクスピアの魅力なのだろうか。


      妻は言葉少ないが何回も熱いキスをする。
      情熱的なキス。
      見ているこちらの身体の芯が熱くなった。











       

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