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2015.01.16 Friday
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    NY旅行 〜 2日目・その3 CABARET 〜

    2014.10.23 Thursday 04:05
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      気が付けばまだ二日目でありました( ゚Д゚)
      そう二日目は確かに長い一日だった。

        【午前】→キャバレーのrushに並び初めてのNY一人歩き散策
        【午後】→レ・ミゼラブル観劇
            →レミゼSD編
          【夜】 →キャバレー観劇(コレ)

      だったのですから・・・!
      なんかまとめっぽくなってしまった(爆)

      キャバレーの事前知識は・・・あの有名曲を知ってるくらいで、振付がボブ・フォッシーだという事くらい。
      そして気合いを入れてwowowに一月だけ加入し観た今年のトニー賞授賞式。
      退廃的で、ちょっぴりエロチックで、大人のミュージカルのイメージ。
      主演のアラン・カミングのあのきわどい装束は実はちょっと苦手でした。
      それでも限られた観劇旅行でこの作品を選んだ訳は。

        '98年に最優秀主演男優賞を受賞したアラン・カミングが
         リバイバルでまた演るのを観れるなんて奇跡でしょうと思った。
        ∩案に観たPIPPINでボブ・フォッシーを手繰りたかった。
        D樵阿NYへ観劇旅行したフォロワーさんが絶賛していた。

      この三つですね(^O^)/
      とはいえ詳しいストーリーが分からないので「あっとニューヨーク」などチェックしました ↓

      http://www.at-newyork.com/musical/2014/01/cabaret.htm



      2014年9月3日(水) 20:00〜

       

      オーケストラ席(1階席)はキャバレー風に改装されています。
      その名も「キットキャットクラブ」。
      役者さんたちがドリンクなどを客席に運んでいる。
      もういきなり夜の大人な雰囲気。
      照明もかなり落とし気味。
      するとさっきまでドリンクを運んでいた役者さんたちが舞台の上でウォーミングアップを始める。
      わぁ。会場に踏み入れたら既にCABARETの世界が始まっているのか。

      朝のrushで手に入れたチケットは2階席の上手端。
      周りを見渡して見ても日本人はわたしのみ。
      席に着く時に隣のご夫婦と会釈し合う。
      そう言えばエアコンが効き過ぎて寒かったのを思い出す。

      さて舞台が始まる。
      アラン・カミングはさすが主演男優賞を取るだけあって不思議な魅力に満ち溢れていた。
      持てる力をここに総て注ぎ込むラミンとは全然違う、余力や余白を沢山たくさん残して観る者の内に余韻を残す役者さん。(この役だから、なのかもしれないけど)
      動きもなんだかゆる〜い感じなのだけど、決してずれるわけではない。
      余裕の微笑みを湛え「こっちの世界へ来てみなよぉ」って手招きをしているよう。

      って今検索したらやっぱり歌詞で
      「キャバレーには悩み事なんて存在しません。キャバレーじゃ人生はただただ美しい。」って言ってたのね。言葉分からなくても通じるもんだなぁ。

      しかしお恥ずかしい失敗も。
      最初の有名曲「Willkommen」のMCで2階席にむかって「Second floor people!」と手を振ってくれたと思い、大喜びしてテンションが上がりブンブン手を振り返したのに、何故か隣のご夫婦は苦笑い。
      ???と思いあとから調べてみると、どうやらお決まりの台詞で「1階席のチケットが買えない貧乏な2階席の皆さん!」と言っていたらしいw
      大喜びするトコじゃないわコレwww

      ミュージカルと言っても会話部分も音楽になっている形式ではなく、芝居パートの間にキャバレーの面子を携えたMCが出て来るという流れが主流。
      シリアスな芝居のシーンでは無音状態もあり、より深刻な感じに。
      踊り子さんたちは出番以外は舞台上の額縁のようなオーケストラボックスから舞台を見守っていたり、楽器を持って演奏していたりする。
      この演奏がまた中毒性のある吹奏楽の音色とリズムで。
      畳みかけるような 「ンタタ ンタタ ンタタタ ンタ」と言う後ろに重みの来る三連符に四連符の連続。(詳しくないけどこの手法に名前ありそうね♪)
      ええ、うっかりロビーでCD購入してしまいましたよ(笑)

      しかし言葉が分からないとシリアスさだけは分かるモノの、具体的に何を口論しているのかさっぱり分からない。
      あらすじ紹介は確認したものの、けっきょく未だに詳細な内容は分からないまま。
      ライザ・ミネリの映画版をそのうち観てしっかり字幕で確認したい。

      実は中盤でアランが舞台上に独りになり蓄音機から「Tomorrow Belongs to Me」という歌を流すシーンがあるのだけど、それが甲高い子どもの、それでいて儚いような声で、これまたアランが何ともいえない表情で聴いているのである。
      もの凄く意味深で感慨深い・・・そして背筋にゾッとするものが走るような感覚。
      哀しさを含みながらも狂気と殺気さえも混じり、しかし皮肉って笑っている表情。
      さらに客席のこちらにも「どうよ?」と訴えてる。

      この、この役者さん、なんて奥深いの!!
      言葉まったく分からないのに、どうしてこんなにもたくさんの意味やメッセージを込めた演技が出来るの!!!


      そうですね。
      それが気にかかってどうしても解明したかったのだわ。
      いま書きながら思い出した。
      うっかりすると2か月経過しそうな勢いだけど、こんなにも楔は打ち込まれてる。
      観劇ってちっとも「その場限り」じゃないですねぇ! ←喜んでる



      さてさてSD(ステージドア)ですよ♪
      並んで居たのはホンの20名くらいかな。
      劇場が林立するあたりとはちょっと離れているので、静かな環境。
      でもお陰で周りが暗くて撮った写真はボケまくり、全然ピントが合ってないからその場で消去してしまいました。←今となってはそんな写真でも取っておきたかった(T0T)


       

        

      そう言えばレミゼとピピンは役者が柵の中だったけど、キャバレーではわたしたちが柵の中で、役者は順番にサインしてそのまま帰って行くって流れでしたね。
      4枚目の写真がアラン・カミングの写真なのだけど前述したように近景はブレブレで、こんなブレた遠景しか残ってないの(泣)
      でもここでもわたしは彼に衝撃を受けた。

      なんというか、彼って、近くで見るとなんて繊細でナイーブな感じなの!!
      舞台の上に居る彼は白塗りの道化のような出で立ちでカリスマ性も感じたのに、このギャップ。
      しかも何故か色香がただよい背後に薔薇が見えちゃうw
      それを表現したかったのでちょっと検索からお借りして参りました ↓




      いくら検索かけてもその時の彼のイメージに近いものは見付からなかったんですが、素敵なお顔だったのでコレを。
      実はフォロワーさんがわたしの感じたイメージを彷彿とするお写真をUPされていたのですが、70枚も撮影された中の写真だったとかで、あまりに申し訳ないので転載のお願いなどできませんでした(;・∀・)

      最後に、YouTubeからひとつだけ動画を。
      この作品はもう来春のクローズが決まっているので、わたしは出会えた事を感謝してもしきれないです。









       
      category:NY旅行 | by:みきこ@神奈川comments(0) | -

      NY旅行 〜2日目・その2 レ・ミゼラブル SD編〜

      2014.10.22 Wednesday 02:44
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        だいぶ時間が空いてしまいましたが、9月初頭に行ったNY旅行記の続きを想い出していこうかなと思います。
        http://at-teatime.jugem.jp/?eid=14 の続きです。

        それまで日本で舞台を観る事は多々ありましたが、幾つかの例外を除いて楽屋で出待ちなんてした事はありません。
        <幾つかの例外>
           ・そのむかし旧音楽座では開演時に申込んでおくと
             直接舞台袖で役者さんに花束を手渡せるシステムがあり、
             よく憧れの土居裕子さんにお花を差し上げていました♪
           ・舞踊や声楽の先生の舞台を観に行った時。勿論何か持参し挨拶に行く。
           ・知り合いの発表会。やはりこれも上に同じ。

        よーするに、自分が一般客で行った舞台では、役者さんたちの舞台から降りたお顔なんて(旧音楽座以外で)お目にかかった事などありませんでした!
        まあ、それにはいつも独り観劇だったとか、今みたいにネット情報を得られなかったとか、SNSなどもまだ無かったので他のファンがどうしてるのか分からなかったとか色々あります。←空白の十◎年がある為w

        で今回Twitterの後押しもあって海外遠征したのだけど、ブロードウェイでは終演後に役者さんたち自らサインペンを持って出て来てくれる風習があると知り・・・それなら、流れにそって並んでいれば、お目当ての役者さんのサインがもらえたり写真が撮れたりするんだわ!!!と喜び勇んで並んだのでした(*^^)v



        2014年9月3日(水) 14:00 「レ・ミゼラブル」終演後

        劇場入口はひとつでしたが、終演後は入口と反対側が一斉に開きそちらがそのままSD(ステージドア)になります。
        さっぱり意味が分からないままだけど、柵の中に2列で並んで居る人々は次々楽屋の中に呼ばれて入って行く。
        関係者?それにしては20人くらいは居たかな?
        それ以外の人々は柵の外に並んで待つ。←わたしもこっち。

        今になって、せっかくだから全部写真に収めておけば良かったなーと地団駄モノなんだけど、当初ラミン、シエラ、ノーム以外の役者さんの知識がまるで無く、お名前も分からないから御三方の写真さえ撮れたらいっかなーくらいの気持ちだったんで、もったいない事をしましたよ。

        最初に出て来たのは子役ちゃんたちでサインを戴く。(写真無しw)
        仕草が慣れたモノで大人びている。
        ガブローシュ役のジョシュア君、滅茶苦茶歌上手かったし声量凄いね・・・と言う目線で見詰めて「thank you」←サインに対して。

        ええ、そうですとも。
        SDでのワタクシははぼ「please」と「thank you」しか言葉は出ず、ひたすらニコニコ熱い視線を送り写真を撮るだけのヤツでした。。。

        あ、テナルディエ役のクリフさんだぁ!
        ちょー面白かったですよ、と言う目線だけニコニコ送り、またしてもサインに「thank you!」
        マダム・テナルディエのケアラさんは逃しちゃったよぉ、大好きだったのに残念 ( ;∀;)


         

        マリウス役のアンディはふわふわチャーミングなマリウスでしたが、近くで会ってみると若くてフレッシュな感じがより一層感じられました♪
        彼もにっこにこしているので周りの人の勢いに乗ってわたしもツーショ写真(初!)お願いしてみたら気前よく入ってくれました(*^^)v


         

        さて、旅の目的のひとつラミンの登場です!
        今回4泊6日の旅でミュージカルを5つ観て、5回SDに並びましたが、マチネって最高!
        周りが明るいと写真がキレイに撮れます♪ ←他は失敗続きw


         

         

        わぁわぁ!!! ホンモノだぁ!!!
        写真や動画でいっぱい観たけど、近くで見るとやっぱり違う。
        凄く美しいお顔立ちしてるんだわ。
        一人ひとりしっかり目を見てお話ししてる。

        ここに来て、自分の顔なんて撮ってもしょうがないしツーショなんていーやって思ってた想いが、急に「写真ならいくらでも見る事が出来るんだから、そばまで行った証拠にツーショ写真撮らせて欲しい」に変化したのでした。
        アンディはノリノリで写ってくれたし、勇気を出して・・・
        って思ったのだけど、最前列の白人の女性が渡したプレゼントを無造作に楽屋内に放り入れた瞬間を見た事や、ラミンは柵の中に居て自分は柵から離れた2列目に居た事などでタイミングを逃してしまう。

        ああ、過ぎちゃった。
        もうこんな機会は無いかもしれないのに・・・。
        その時同じように写真に失敗した方が後ろに並び直すのが見えたので、リベンジと思い自分も着いて後ろに並び直しました。
        順番が回って来て、ラミンが躊躇しているのが分かりました。
        前の方は写真が撮れていなかったのだそうで、ラミンも納得してリベンジに了解しています。
        さあ、最後にわたし。
        疲れてるのにごめんなさい、ごめんなさい、ゴメンナサイ!
        と思いながら恐る恐る「please?」と頼んでみる。
        すると溜息ひとつ、しょうがないな(遥々日本から来てくれたんだもんね?)、これがホントに最後だよ?というニュアンスがはっきり分かりました。
        「last one?」
        と言って写真に入ってくれました。




        溜息混じりに付き合せちゃった自分にガッカリし、上手く立ち回れなかった自分が悔しく、泣きそうでした。
        憧れて海を渡ったのにいざとなったらこの始末。はぁ。
        震える声で引き攣った笑顔をつくり「thank you」と言ったような気がします。
        でも。
        いま見るとラミンはこんなに笑顔でちゃんとカメラを見てくれてる。
        ラミンの誠実さが分かります。
        ありがとう。
        次があるとしたら、もっと手際よくお願いします。








         
        category:NY旅行 | by:みきこ@神奈川comments(2) | -

        ワークショップ参加 レポ その2

        2014.10.15 Wednesday 02:21
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          さて2コマ目です。
          http://at-teatime.jugem.jp/?eid=16 こちらの記事の続きです。

          参加の申込をして間もなく「レ・ミゼラブル」の「At the End of the Day」「Rue Plumet」「A Heart Full of Love」の3曲が譜面で送られて来ました。
          キチンと伴奏も日本語歌詞も振られている、美しい両面印刷のA4紙がなんと13枚も。
          実はコレを受け取った時に無上の喜びと共に紙から伝わって来る緊張感を感じたのでした。
          学生時代に学校の図書室でコピーしたモノには日本語詞は無い。
          それに、譜面って普段コピーで回される事が殆どなので、「本物の譜面だ」と感じたのでした。
          ゴクリと唾を飲む。

          そんな大元から直接出された貴重な本物の譜面は絶対そのままキレイに取っておきたいので、自分なりに持ちやすいようB4に縮小コピーし、見開きで見えるようそれぞれ裏面を糊付けし、パートを読み間違えないようマーカーでパートの色分けまでして臨みました。
          普段から所属アンサンブルでもしろよって団員から突っ込まれそうですけど(笑)

          そして改めて譜面で見て見ると、なんて難しい、しかし本当に精巧に作り込まれた楽譜なのでしょう。
          聴いているだけでは見えて来なかったモノが、少し見えた気がしました。




          15:50〜19:00 <Billy's Vocal Magic> 講師:山口也

          さてこの先生はとても有名な方であります。
          わたしの好きな「レ・ミゼラブル」も「ミス・サイゴン」も日本初演から音楽監督やボーカルトレーナーとして関わっていらっしゃる方です。ご参考までに ↓

          http://diamond.jp/articles/-/27997

          不思議な呟きのように話が始まります。
          カラオケなどでは皆が好きに唄うからキーチェンジなど気軽にするが、実際のミュージカルではそのような事は決して無く「そのキーで唄える役者」が選ばれる。まず先に譜面があると言うお話から始まりました。
          何故ならキーの上げ下げをすると言う事は原曲の調を変えてしまう事で、調にはそれ自体が持っている世界観があると言う事、そして唄いやすくなる事によって地声か裏声かまで変わる事もあるわけで、その場合更に原曲の持つ世界観を損なう可能性があるとの事でした。
          よほど大者になれば我がまま言える場合もあるけどね、とこれはホントに余程の場合だそうで。

          そうは言ってもミュージカルは歴史も浅く、最初は専門の役者なんて存在しなかったから女優かオペラ歌手がやっていて高音が出ないなんて事はあった(オードリー・ヘプバーンとかの事を指してるのかな)。
          しかしミュージカルと言うジャンルも続いているウチにどんどん進化して、今はレベルの高い役者さんたちが続々控えているとの事。
          そうかー。進化してるのかー。わたしは良い時代に生まれたなー。などと思う。


          そしてレミゼの日本語歌詞を作る時の苦労話に。
          そうなんですよ、この先生は初演から関わっていらっしゃるのだからお宝のような話なんですよ。
          そもそもあの頃はまだ台詞まで唄うようなミュージカルはまだ無く、台詞が歌であるという事は、歌も台詞のように唄わなければいけない。
          何しろ英語歌と比べると3分の1くらいしか音符にハマらないのが日本語。
          無理に入れようとすると音符を分割する事になり、これまた一つの音符を細かく分割して(例えば四分音符3つを三連符3つにするとか)しまうと原曲の雰囲気を損なってしまう。

          有名な
           「I Dreamed a Dream」の冒頭の歌詞は本当は、夢を見ている事が出来た頃の自分をボロボロになった状況の今のファンティーヌがあの頃はまだ幸せだったと振り返る、と言う意味まで含んでいるのに、「夢を見てたのね〜」となると昔を懐かしんでいるような歌になってしまう場合がある。→ だから裏の真意を汲んで唄ってねって事を仰っていたのかな。

          「Bring Him Home」も最後の伸ばす処にどう日本語をハメるか相当に難しかったそうで、意味が合うように文字数合わせて作ったものをイギリスの作曲家に許可をもらうため送ったところ、母音も合わせるように指示があったそうです。

          ここまで先生が言っていた内容について後から考察するに、ここまで真剣に一音一音考え尽くされて作られているのだから例え一音たりとも音符を舐めるなと言う事だったのだと思われます。


          さて話が終わって実際に始まります。
          自分は現場しか知らないからね、との言葉通り容赦無くガンガンいきます(;'∀')
          いや素人にプロレベルの内容でやって下さるなんて、どんだけ有難いんでしょう。
          涙チョチョ切れちゃいますよ、息つく余裕も無いほど必死に、真剣に付いて行きました。

          まずは「一日の終わりに」です。
          地声と裏声のチェンジ箇所を指定されるので参加者それぞれが楽譜に記入し、地声と裏声のバランスが取れていなければいけない事、地声と裏声ではニュアンスが変わるので勝手に好きに唄える場所なんて本当は全然存在しないのだという事を教わる。
          そして本当に音符に厳しく「そこは伸ばしっぱなしではなく八分休符があるはずだよね」や「いやそこは付点四分音符のはずなんだけど」など短く切ってしまっているところの指摘。
          前奏が12拍子に休符が混ざったモノでいきなり面食らうのだが「オーディションではここで入れないともうその時点で失格だからね。一応そのあとも3小節くらい聴くけど。でも大体最初入れない人はポイント外す人なんだよね」(゚д゚)!
          あ、ちなみに全体に対しての指摘です。
          リズムがずれちゃうのって致命的で、実際はオーケストラは合わせてくれない、いやオケは大勢いるから出遅れた歌手に合わせるのなんか無理なのだ、だから正確に唄えるようにしておかなければならないのだと教わる。

          ちなみに先生の歌声が素晴らしく、伴奏も自らキーボードをガンガン弾いてらっしゃいます。
          わたしは余裕はないのに伴奏の和音の素晴らしさも感じており、またどれだけの技術がこの方の中に詰まっているのだろうと四次元空間のようなものを感じておりました。
          でもあんなにキーボードの音が大きかったら私たちの歌声って聞こえるのかしら?やっぱ声楽の個人レッスンなんかとは次元の違う時間なのだろうな・・・など。

          さあ女工達のレチタティーボ部分(語り部分)に入ります。
          ここでも「当時下層階級にいた識字もままならない人々の雰囲気は裏声では出ない」と。
          しかし「嫌がらせするところは逆に裏声が良い」とも。
          楽譜自体やはりそのように作られているなと思う。
          当時のフランスでは母子のみの家庭はそれだけで蔑まれていた事、実はテナルディエの嘘なのだが「金が必要」と書かれているからにはファンティーヌは実はお金を持っているのだろう、持っているならここからは出ていけと言う論理なのだと台詞の深い部分まで解説してくださる。理解が深まるなぁ。


          さて曲が替わり「プリュメ街」です。
          この曲4拍子→3拍子→4→3→2→4→2→4と次々小節ごとに拍子が変わり、むしろ2小節同じ拍子が続くところの方が少ない。
          更に演奏記号が付いていて速さも刻々と変わっている。
          これは何を意味しているか。
          恋に浮かれて不安定な様をそのまま綴っただけで、むしろずっと4拍子などで表現する方が違和感があるものになるのだと。
          うん。
          楽譜見てどんだけ難しいんだと驚いたのは確かにここだった。
          そして先生はこう言う「人の唄った歌はいくらでも出回っているから譜面を見ずにも唄う事は可能かもしれない。しかし譜面を見ずに唄うという事はこれだけの情報を知らずにただのコピーをしている事でしかない。コピーの場合アクシデントが起こっても対応出来ない事になる」深い。深すぎる(/・ω・)/

          さて3時間なんて短い。
          詰め込み過ぎでもう頭パンクしそうでした。
          なんかショート寸前なのか頭痛もしている。
          身体中の血液が頭部に総て集まっているよう。

          最後にちょっとだけ質問コーナーがあり「オーディションで個性を出すのに譜面通り出来ないといけないならどう個性を出せば良いのか」との問いに「むしろ個性を出すのにどうして譜面通りやってはいけないのか。」と答えてらっしゃいました。譜面通りにやった上での個性を求められているという事ですね。



          はてさて。
          「もっとミュージカルを楽しみたいと思っている方なら経験は問いません」と謳っていましたが、完全にプロ育成のスタンスで進められていましたねー。
          真剣にオーディションに受かるための助言をくださっていました。
          ああ、真剣にやらない練習に意味は無いとおっしゃってました。
          ホントに為になったし貴重な時間であり、わたしなんかには贅沢過ぎて猫に小判です。
          しかも無料ですから!
          先生方や係りの方など、本当に感謝してもし切れない思いです。
          来年またやるからホームページ見といてねって係りの方が仰ってましたよー。

          受講中のわたしはもう夢中ですっかり20年前に遡っていましたが、帰り道のわたしは、自分はこれからいったい何がしたくて、何に向かい、何を目指しているのだろう・・・などと袋小路にハマり込みそうな足元の見えない暗闇の中歩いているような感覚に囚われていたのでした。






           
          category:ミュージカル | by:みきこ@神奈川comments(2) | -

          ワークショップ参加 レポ その1

          2014.10.14 Tuesday 23:00
          0
            気付けばすっかり前のUPから1週間以上経過してしまいました(;・∀・)
            自分としては言葉も分からないのに勢いで個人旅行したNYはかなりの冒険だったので、記録を残そうと始めたブログです。
            しかしそもそもブログを立ち上げたとき既に帰国してから2週間くらい経過していたので、UP中にネタが幾つも出来てしまうなど、掲載したい内容に書く手が追いつかないなどの嬉しい悲鳴に見舞われております(笑)
            UPしたいのにネタが無いよりマシかなーと。

            ・マシュー・ボーンの「白鳥の湖」
            ・ミュージカル・ミーツ・シンフォニー2014秋

            とりあえず帰国してからはこの二つを観に行き、本来ならばどう感じたかなど残しておきたいのですが・・・
            13(祝月)の昨日参加したワークショップでは良い経験が出来たと思うので、忘れないウチに頭の中を整理して残しておきたいと思います。



            まず7,8月に帝劇でこんなチラシを見掛けて、非常に興味を持ち締切直前までどうしたもんか考えあぐねておりました↓

            http://hello-musical.jp/academy/topics/20140822/ws2014-05.html



            ※特に注目したのはこの文面
            もっとミュージカルを楽しみたいと思っている方なら経験は問いません
            ミュージカルを観て「楽しい」と感じ「実際にやってみたい」と思ったら、まずは気軽に体験してみましょう


            そう。
            わたしって観るのも大好きなんだけど、やるのも好きな方なんだよね。
            何しろ小・中・高校ではずっと演劇部だったしね! ←リコーダー倶楽部と合唱もちょっと
            子どもの頃は大好きな漫画はいっつも弟に押し読み聞かせしていましたから!!
            「北島マヤはわたしだ」くらいな気分の大馬鹿者でございました (^。^)y-.。o○

            けっきょく「無料」だし「経験は問わない」そうだし「気軽」でいいみたいだから参加してみる事に。
            そして実際その通りでしたが、非常に貴重で贅沢な時間だったのでこれは残しておかないとなと思ったのでした。


            12:30〜13:30 < Yoko's N.Y. Musical> 講師:森野陽子

            実際にブロードウェイの舞台に立っていらっしゃった方で、ニューヨークのブロードウェイ・ダンスセンターで教鞭も取っていらっしゃった方です。
            きょう一日しか無いのに、一体何から始めてどこまでやるんだろう、という期待と不安は始めから払拭してくださいました。

            まず最初にここは世界で一番安全な ‘‘誰からも批判されない場所‘‘ である事、ひとり一人がスペシャルでありスペシャル同士が集まったのだから、スペシャルな空間である事、もう既に同じ空間に居るだけで影響を及ぼしあい空気が変わり始めている事を語りはじめ一気に親密な空間を造りあげてくださいました。
            スペシャルである理由としては、ブロードウェイの舞台に立っている時だけがYoko先生なのではなく道を歩いている時も家でダラッとしている時もYoko先生はYoko先生なのであり、Yoko先生は世界中のどこにも他に居ないからというものです。

            そこから先生が敬愛するボブ・フォッシーとフレッド・アステアに関して、何故こんなにも敬愛しているのかと言うお話に続きます。
            ブロードウェイの演出家・振付家たちはいくらでも代わりの利く役者たちに対して殆どが「His」と呼ぶのに対して、彼らは「Actors」と個々を尊重して扱ったそうです。ただしとても厳しかったそうですが。
            フォッシーは「ステップに意味は無い。ステップに価値を付けるのはActorsだ」と言い、
            アステアは振付してから消化するのに時間がかかるなら、自己の財を擲って出来るまで練習出来るような環境を作ったそうです。
            ブロードウェイでは批評家が絶大な力を持ち、彼らは絶賛する時もあるけれど散々に批判する時もある。フォッシーの新作で批判が巻き起こって打ち切りの危機だった時、やはり自己の財を投入しテレビでバンバン宣伝したところ観客が殺到し大人気のミュージカルになった。批評家ではなく自分たちを信じていた・・・

            お話を聴いているととても豊かな気持ちになって来る。
            Yoko先生自身の30歳の時アンサンブルでオーディションを受けに行ったのに演出家に「どうして主役を受けないんだ?」と言われ17歳の役→南太平洋のリアットかな?をやった事、限界は自分でつくってしまってはいけないんだというお話にもわたしは感銘を受けていました。

            限界を自分でつくってしまうってホントにそう。
            年齢もそう。
            いつもそう。なんでもそう。
            限界はまず自分の自信の無い処からやって来る。

            かれこれ1時間くらいのお話が終わり、さっそくエクササイズから始まる。
            あ、音楽がPIPPINだ!って自分もつい一月前のNYでの観劇を想い出しながら、身体を動かす。
            久し振りだ。
            ああ、身体を動かすのって苦手だ、ダンスは20年ほど前に色々やったけどセンスないって自己否定ばっかりな私だったけど、こうやって外界をまったく考えずに自分の身体に向き合って音楽と一体になるの、実は好きだったなーなんて感慨を覚える。

            しかも先生は小柄なのに動き出すと途端に大きく見えて、更に生き生きと輝いて見える!
            これが実際にブロードウェイで主役張ってた人の魅力なんだなーなどと感心する。
            実は昔かじったバレエもタップもモダンバレエも、ジャズダンスも、みんな先生の動きを間近で見るのこそ楽しみだった。
            鍛えられた無駄な贅肉の無い引き締まった身体そのものに、これまで培ってきた日々の鍛練と努力、その生き方そのものに対する尊敬の念みたいなものを感じてしまう。
            わたしはさー、お菓子ボリボリ食べながらだらだらぐうたらしちゃう自堕落な人間だから(笑)
            はぁ。

            そして振付。
            曲は "SING, SING, SING"
            先生ホント大きく動く。移動距離ハンパない。
            なんとか必死で着いていく。
            でも先生はいっぱいヒントをくれる。
            常に左から動き出している事、左行ったら次は右である事、振りに着いて行けなくてもそれさえ覚えていれば全体の動きに合わせて動いていれば人とぶつからない事。

            ここで重要なことをまた教えてくれる。
            たとえプロであっても完璧な人などいないので、間違った時に素に戻らないという事。
            振りを覚えられないと不安なら後ろへ行っても良いけれど、実は舞台は隅々まで見える。
            「今日はギャング達の設定なのでギャングも色々居ていい。上手い人、下手な人、後から兄貴分に着いていく人、色々居ていいけど、常にギャングでいるように」
            「ブロードウェイではプレビューまでは演出家・振付家が手を出すけれど、プレビューが終わったら、もらったその振りはactorsのモノになる」
            「スペシャルである一緒に踊る人々にも敬意を持って。個が上手いかより周囲とコミュニケート出来るかを見られる場合が多くあり、オーディションでもそこを見る場合が多い」
            など。あ、最後のはエクササイズの時だけど。

            1コマ目はこんな感じで過ぎていきました。
            窓の外は台風が近づいています。
            欠席者も多く、23名ほどの参加者。
            年齢もまちまちでわたしが最年長ではなかったかな。
            贅沢な時間でした。

            たった一日参加したからと言って魔法のようにダンスが上手くなるワケなどあろうはずも無いと思ったけど、一日で出来る最大の事を先生は知っていて、それぞれの心の中にしっかりと楔を打ち込まれたのでした。
            きょうだけの特別な空間から受ける刺激、素晴らしい考え方や視点・・・これらの事はこの一日をさかいに明日からの日々を変える力を持つ事が出来るんだな、と。

            →その2へ続く
            http://at-teatime.jugem.jp/?eid=17



             
            category:ミュージカル | by:みきこ@神奈川comments(0) | -

            祝・「ミス・サイゴン」25周年

            2014.10.05 Sunday 03:09
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              NY旅行記途中ですが、今夜イギリスで行われた「ミス・サイゴン25周年ガラ・コンサート」の音源を入手出来まして全編聴く事が出来るので、こちらをUPしておきます。※現在は期限切れです

              http://www.bbc.co.uk/programmes/b04j551n




              こちらはカーテンコールの様子です。



              今日10月5日はちょうど日本の2014年ミス・サイゴンの横須賀大千穐楽の日で、このタイミングで聴けた事が本当に嬉しいです。

              先ほどまでソファで寝てしまったりと死にかけていたのですが、今はもう興奮して目はギラギラ、鼻地もブーしそうだしトイレにも行けず、もちろん寝られない・・・な状態です(笑) ←書き終えた今は死んだ魚の目
              因みにわたしは、オリジナルキャストのレア・サロンガCDを持っています。
              2014年Verも欲しいなぁ。

              「レ・ミゼラブル」1985年10月初演、「オペラ座の怪人」1986年10月初演、に引き続き「ミス・サイゴン」1089年9月初演・・・が今年25周年を迎えたので、先の2作品に続き記念のガラ・コンサートをやりBBCラジオ2で放送されたのです。

              世界中の人々に愛され続けて25年。四半世紀。
              凄いですね。
              でもやはり愛され続けるには愛されるだけの魅力があるんです。

              ちなみに上記3作品は総て世界的演劇プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュ氏が手掛けていらっしゃいます。
              なんと氏はロンドンのウエストエンドに7つも劇場を所有しているとか(wiki情報)!どんだけ!!
              彼は来年2015年には50周年を迎えられるらしいので、またなにか壮大な企画が進んでいそうですね。
              ニューヨークの次はぜひウエストエンドに行ってみたいと思う今日この頃、その企画に合わせて渡英出来たらどんなにいいか。
              でもチケット入手困難必須でしょうね・・・。



              この作品の素晴らしさはやはり音楽にあります。
              一回聴くと後からまた聴きたくなると言う中毒性のある神曲のオンパレードだったりします。
              心地よいだけではない、ドラマチックさが癖になる。
              登場人物の悲痛な叫びがそのまま音楽に融合し、不自然さなど感じさせずにそのまま音楽に乗せられ聴いているこちらも気持ちが昂ってしまう。

              シナリオとしてはオペラ「蝶々夫人」の舞台をベトナム戦争時のサイゴンに置き換えて造られており、主人公キムがあまりにも可哀想で、これまた凄惨な時世に関しての表現もあるので、ミュージカルファンでも受け付けない方は多いご様子。(←とは言ってもご贔屓役者を観る為にせっせと通う方多し)
              時代背景についてはこの方が噛み砕いて解説してくださっています。
              http://gaoyangli.blog79.fc2.com/blog-entry-463.html

              ここからは今年(2014年)帝国劇場で観たもの主流の話になりますが、サイゴンの何が凄いって、大型装置の使い方に圧倒されます。
              何度か演出が変わっていますが、日本の初演で故・本田美奈子さんが舞台中に骨折されたヘリコプターが出て来るシーンの演出。2014年Verはスクリーン→実物→スクリーンになっていました。




              ヘリコプターが出て来る前のシーンではフェンスの角度を変える事により、こちら側からとあちら側を表現しており、スピーディな展開にキムとクリスが巡り合えるのかハラハラ。
              エンジニアが経営する売春宿「ドリームハウス」もくるくる回されたり寄せて使われたりと、セットも目まぐるしく替わるので視覚的に常に飽きさせない。
              セットの故障関連では過去に何度もトラブルが起きており、それだけコンピューター制御の、大掛かりなモノであると推測出来るのではと思う。

              その他にも突然の破裂音に心臓が破裂しそうになったり、悲恋に終わってしまうのですが話始まりの甘〜い二人のラブソングにうっとりしたり、エンジニアのしたたかな生き様に底力を感じたり、と、あらゆる面で揺さぶって来るので観ているこちらの脳からはドーパミン出まくり状態になってしまい、ドーパミン依存状態へと誘われてしまうのであります。


               

              ダンスナンバーも魅力的。
              ↑この「モーニング・オブ・ドラゴン」怪我人続出してしまったのがとても残念ですが、社会主義国家ホーチミン建国3周年を祝う式典、癖になります。
              中毒症状の原因になるものの一つです(笑)
              バシッと整列し、屈強な軍事国家(アメリカを追い出したんだもの!)の団結力や気概がビシビシ伝わって来るのですが、行進や体系移動やドラゴンや宙返りなど、息をも着かせない!

              そんな風にストーリーが深刻に進行していく中、もう切なくて苦しいって辺りになると狂言回しと言う事になっているエンジニア(普通に話しでキャラと絡んでます)が出て来て空気を和ませてくれます。
              今年市村正親さんの突然の病気降板でとても心配しましたが(元気をもらいに行くつもりだったので)、初めて観る駒田一さん演じるエンジニアには一気にヤラれてしまいました。
              演じる方によって大分印象が変わるのは当然ですが、面倒見の良い(もちろん自分の利益あってのですが)兄貴分な雰囲気。内に秘める野心。どんな逆境でも思い詰めずに生き抜く器用さ・・・。
              「アメリカン・ドリーム」をとても軽やかに踊る。壮大な夢。野望。妄想の中では既にビッグマネーやそれにより手に入る立場を手にしている。心の中は自由だ。しかしそれは現実では夢に過ぎない・・・と言う感じに終わるのでナンバーが煌びやかであればあるほど、空しく切ない。でも、もしかして、いつかかなうかしら?と思わせる力が漲るエンジニア。
              駒田さんはレミゼではテナルディエを演じていらっしゃいますが、わたしは初見だったので一気に惚れこんでしまい、帝劇に4回も通う羽目に・・・(笑)

              4回のうち1回は筧利夫さんだったのですが、過去にやっているとは言え、急に振られて引き受ける度量と、あれだけ出来る役者魂が素晴らしいと思いました。
              因みに筧さん演じるエンジニアはアメリカンドリームは結局夢で終わってしまいそうな、足掻いても足掻いても泥沼からは出られないエンジニアに見えました。
              市村エンジニアはきっとまた観る機会があるのを信じて待つ所存であります。


                

              知念キム、昆キム、笹本キム、それぞれ観ましたが、逃げられない悲惨な環境の中クリスに光を感じ、望みを託し、絶望する・・・と言う激しいキムの人生を生きていました。
              知念里奈キム→張り上げる声が苦手かと思っていたが、雑踏の中むしろ聞き取りやすく、入魂の演技はさすがに繰り返し演じるだけあると思った。
              昆夏美キム→小さくていたいけで、より一層周りの男共に憎しみを感じ得ない。

              原田優一クリス→安定した演技と歌声。彼の胸に飛び込んで行くキムの気持ちになって観てしまい、あとで散々な目に(笑) う〜ん、でも個人にはどうしようもない歴史が動いた瞬間の行動であり、なんとか抗おうとしていたし、激しく後悔する様や、なんとか事後責任を取ろうとする姿勢(自分勝手だけど)があるのでギリギリ許す。いや、やっぱ許せないかな(笑) 劇中あんなに絶叫して、声が枯れないのか心配である。

              キムの婚約者トゥイはしつこくて強引でウザくて石頭で大嫌いだったのに、繰り返し観るうちに、実は噛めば噛むほど味の出るキャラなのだと今回気付いたのでありました(笑)
              神田恭兵トゥイ→本当は優しいのに、生真面目で思い込みが激しいのかなと切なくなる。
              泉見洋平トゥイ→生真面目とかじゃなく、狂ったようなキムへの愛。ここにも願いの叶わない切ない人が。

              岡幸二郎ジョン→最初は荒れててクリスを引き摺り込んだのはあなたでしょって険しい目で見ちゃうのだけど、引き上げる時は恋に狂うクリスを殴ってでも本国アメリカに連れ帰ろうとする情け深いヤツ。「電話」のシーン大好きだったりする。しかし2幕から急に正義の人になっちゃうんで、この変わりようは何?って消化不良であります。

              「ブイドイ」美しい曲で、英語Verはうっとり聴いてしまうし口ずさんでしまうほどだったのに、今回日本語でじっくり聴くとゾっとする歌詞に凍り付きました。
              地獄で生まれたゴミクズ。罪の証拠。
              現実に存在している事だし、事実を受け入れて罪を認め、対処しようとする姿勢は良いと思うし素晴らしいと思う。が、罪の証拠と言われた方はどうしたらいいの。この歌詞に物凄い憤りを感じるし悔しい。悔し涙が出る。
              しかしそれが目的なのかな。
              敢えて引っ掛かりを作って問題提起する。。。
              岡さんは朗々と高らかに唄われるので音色は気持ちいいのですが、余計に中身の歌詞との違和感、気持ち悪さを感じずにはいられない、やはり消化不良の歌であります。。。


              わたしは多分、昔過ぎて記憶は薄いのだけど日本初演で観ているのだと思われる。
              何故なら、忘れもしない、ミュージカルに遠ざかっている時期ではあったが親子三代で観に行った公演は2回目であり、wikiにも載っている2004年10月22日だったのだから。
              http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B4%E3%83%B3
              セットが動かず、一度中断してやり直したが結局ダメで、振替公演になったのである。
              この時は市村さんの咄嗟に機転の利いたトークや心のこもった謝罪に感心し、生だからこんな事もあるのだなとある意味興奮し、今はもう亡き祖母と母との時間が2回に増えたので良い思い出なのである。
              振替の日には「こないだはごめんなさい」なんてお茶目な垂れ幕がカーテンコールで出てきて吹き出したような記憶がある。

              そんな風に過去を遡るとこの作品を2回も観ていたのに、わ た し は 何 を 観 て い た ん だ ?
              若かったせいにしては馬鹿丸出しだが、何にも分かっていなかったんだと2014年公演を4回観ているうちに段々分かっていった。
              本当にうっとり聴き入っているだけでない、恐ろしい歴史が描きこまれている事の重大さをちっともわかっていない馬鹿だった。
              きっと悲恋のラブストーリー部分にだけシンクロして観ていたんだな。
              まだまだ見えていない面や角度ってたくさんあるだろう。
              精進しようと思う。


              最後に。2014年日本キャストの稽古場風景です♪











               
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              NY旅行 〜2日目・その2 レ・ミゼラブル 〜

              2014.10.01 Wednesday 01:33
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                ああ、そろそろ一月経過してしまう・・・。
                皆さんが素敵なブログUPされてるので、それでいいじゃないかって思いそうになるけど、これは自分の記憶を整理して忘れないように記憶のラミネートをする作業なので、ここでメゲてはならぬのですよ!
                楽しみにしてるって言って下さる方、ホント有難いです。励みになります。
                あ、それと、ちょっと辛口かもしれないので、熱狂的ファンの方は気を悪くしないでね(;・∀・)

                さて。
                ブロードウェイのレミゼ情報で最初に入って来たのは春過ぎのコレ ↓ でした。




                コレ ↑ を見て思った事は・・・
                おお、確かにラミンがジャン・バルジャンやってる!
                ヒゲはやしてるねぇ。( 少しでも老けて見せる為?でも若いw) やっぱラミンは声伸びるなぁ。
                そこに居る全員が歩調を合わせて行進するだけで迫力出るもんだなー。(舞台では後ろに映像が流れて行くので行進して進んで行くように見えます。)
                ニッキーのエポニーヌどっから声出てんの? いきなりスカンと出るもんだ。黒人さんってやっぱ喉違うのかしらん。

                そして6月のトニー賞もwowwow一月だけ契約して観る。
                わくわくして観たけど(動画無かった)、あれ? なんか凄く力んでませんか?
                さすがに一人ひとりは歌が上手いのだけど、マリウスとコゼットは噛み合って無いし、ラミンも固い気がするし、アンサンブル全体も行進のとき腿上げやり過ぎ。なんか張り切り過ぎてちょっと幼稚な感じ・・・。
                このころ次々ブロードウェイ(BW)に実際に行った方のレポがTwitterで上がって来るのを見たのだけど、なんかどれもパッとしない感想。
                「歌が上手い人たちの、のど自慢大会」「素晴らしいのにグッとこない」など。

                どうしたんだ?
                何が起こっているんだ?
                など思ったけど、ラミン自身がレミゼの宣伝のために発信してるこのシリーズ ↓ 見てると自然体で楽しそうだし、シリーズの中には作品違うのにシエラ(オペラ座の怪人でクリスティーヌ中)が出て来るモノもあったりして、BWって垣根なくフレンドリーなのかなぁなんて、BWの凄さと言うか懐の深さを感じたりする。





                2014年9月3日(水) 14:00



                慌ててホテルに事前にプリントアウトしたチケットを取りに戻り、慌てて劇場へ。
                会場の雰囲気が、昨日のPIPPINと違った。
                PIPPIN会場はファンの集まりって空気がガンガン流れていたけど、レ・ミゼラブルは知名度が違うのか旅行者の割合が多い雰囲気。家族連れも多い。

                幕が開く。
                舞台の枠に対して人がデカい気がしてしょうがない(笑)
                自分的にはどうも縮尺に違和感があって何度もセットと人と舞台のサイズを目分量で測ってしまう。
                いやいや始まってるから!
                コレを観に来たんだから、ちゃんと観なさいって。
                むむ、どれがラミンだ?・・・と目で探す。

                おおおー!!!
                ラミンだ、本物の生ラミンが目の前に居るゼ!!
                演技してるよ、演技!!
                あの声だぜ。やっぱ声がいい。
                デカく見える。シエラがデカかったからラミン小さめに見えてたんだなー。
                などどひとしきり興奮して血圧上がったあと、はてさて前評判の真価はいかに?




                「What Have I Done?〜バルジャンの独白〜」
                このシーン、セットも背景も全部下がっちゃって、舞台に俳優一人きりになるのね。もうスポットライトのみ。
                演出的にハードル高いと思う。
                だって他のシーンでは人の動きやセットの転換やなんやかやで、常に観客を飽きさせないように刺激的に造られてるのに。
                ファンテーヌの「
                 I Dreamed a Dream〜夢やぶれて〜」も同じ。二つのシーンは前半すぐ出てくるけど、ミュージカル観てると言うよりコンサート聴きに来たような気がして。
                ああ、そう言う事だったのねと納得。
                勿論お二方とも実に上手かったのだけど、わたしも物足りなく感じた。
                ラミンは確かにどの役やっても熱唱系と言うか、何時でもこぶし握りしめてる感じでちょっとワンパターンに感じ始めている今日この頃・・・。
                多分近景なら凄く微妙な表情とか良いのだろうと思う。
                13列目中央から観ると、陰に籠った(でもウチに秘める情熱は感じる)印象を受けたのであった・・・。






                場面は進んで「Fantines's Arrest〜ファンテーヌの逮捕〜」のシーン。
                工場の皆さんの中にエポニーヌのニッキーやテナルディエ夫人のケアラ、アンジョルラスのカイルをしっかり見付けちゃいましたw
                さり気ない顔してアンサンブルに紛れ込んでマス。
                ファンテーヌも喧嘩腰で、蹴り返したり掴みかかったり唾吐いたりと必死に闘う。
                そうだね、そんな周りからの中傷になんか負けてらんないよね。

                「Who Am I ?〜裁き〜」ラミンはしょっちゅう胸元をガバッと開けます。
                囚人の印が刻印された運命を思い返す時は毎回開ける♪ ファンサービスかいな。
                ここも握りこぶしなのであった。
                うんでも伸びるよねー麗しい声。息もよく続くよなぁ。


                「The Confrontation〜対決〜」なんか急にラミンの若さ全開で格闘技っぷりを発揮します。
                筋トレ励んでるしね〜。こういうの、実は得意でしょ。ラミンの次回作は思いっきりアクションある役観たいかも♪






                「Master of the House〜宿屋の主人の歌〜」
                もうね、テナルディエ最高!夫人もサイコー!!めちゃくちゃ笑った。
                テナはちょこちょこ、ちょこちょこ動き回る。軽やかと言うよりは滑稽に。そしてどうやら相当口が臭いらしく、息を掛けられた人は白目になるw
                夫人はあのシーンでは何をやってくれるのかと期待すると、期待以上のパフォーマンス。
                フランスパンをアレに見立てて、ボキッと折って引きちぎったり、そのあと出刃包丁みたいなの思いっきり振り下ろしてスコン!スコン!とぶった切る(笑)
                スカートもめくっちゃったりともう二人して弾けまくり。
                これまた会場も笑いコケてる。大喜び。

                「The Bargain〜取引〜」のシーンも色々やってる。一筋縄じゃ行かない二人だって分かってて見てるのに、更に上を行って期待を裏切らない。
                この話に於いてテナ夫妻は欠かせない存在だよね。
                ムードメーカーだし、物語自体が非常に重いものなので二人のシーンが挟み込まれると空気が浮上するんだよ。
                わたしは実はこう言う脇キャラって大好きだったりするのである。

                しかし当時こう言う人たちってのは居たんだろうね。
                現在だって隙間産業や悪徳商法で儲けてる人たちって居るわけで。
                そんな事考えると笑いながらもスッと背筋っが寒くなったり。

                さて場面変わってパリの街裏のシーンになると一気にセットが舞台目いっぱいの大きさになる。
                あ、やっぱセットに頼らない方向でいく訳じゃなかったのね。
                ガブローシュ役のジョシュア君、ホンっトに上手い。小さい身体なのに声量も凄い。






                この二人、上に挙げた動画の段階では気にも留めてなかった。
                役のポジションとしてマリウスも大人コゼットも注目すべき役処とは思っていなかった。
                だがしかし。
                なんなの、アンディマリウス可愛いんですけどー!!
                恋に浮かれてぴょんぴょん飛んじゃって。
                サマンサコゼットも同じノリで初々しい。憎めない。
                急に血圧上がる。興奮するほど可愛らしい二人。
                あ、でもやっぱりトニー賞と同じくデュエットのとこ、やっぱりズレるよね、そこ必ずなんでしょうか。

                そしてコゼットは初々しい熱々カップルハマってるんだけど、ラミンパパの胸に飛び込んでもどうも父娘に見えない違和感・・・。
                ラミンはやっぱ若いんだから老け役なんてもったいないと思う。
                怪人めちゃくちゃハマってたのに。切なく、セクシーで。ただの熱唱じゃなく悲痛な怪人の叫び声が聴こえてきたよ?
                しかも今回は老ける為に背伸びしてる気がする。
                でも本人はもう怪人のイメージを吹っ切ってイメチェンしたいのかな。
                だから「もう怪人は演らない」発言をし、筋トレに励んでいるのだろうか・・・。






                ニッキーのエポニーヌはホントに姐御で、マリウスの事ど突いたり皮肉ったりしていて、斜め後ろから見てばかりだし、ああ、あんなんだから恋が報われないんだよぉって心配になってしまう。
                エポニーヌってもっと小さくっていつも使い走りやらされて、損しちゃうタイプだと思ってたのに・・・全然違う。いや損はしてるけどw
                姐さん、あんな若造でいいんで?あんなフワフワした奴ですぜ。
                でも「On My Own 」は決して乙女チックなモノではなく、たそがれて手に入る事なんてあり得ないと思いつつも、光り輝くモノに憧れ焦がれる歌でありました。

                このエポにとってマリウスは可愛くってしょうがなくて、光り輝く存在なんだろうな・・・。
                姐さん最後まで愛する彼を守り切りました!!






                「Do You Hear the People Sing?〜民衆の歌が聞こえるか〜」
                これって地下にアジトがあるんだ〜?場所のイメージが違って、あ、そうなんだ、などと思う。
                カイルのアンジョルラス大きいわぁ。縦に長い。どんだけ足長さんなの。正義感に溢れているね。ちょっとしたミスも許してくれなさそうw
                しかも唄いながら革命に向かって後ろに出て行っちゃうんで、歌の最後は舞台の後ろから聴こえてくる。
                あんれぇ?これってメインの曲じゃないわけ?しっかりバッチリ客の前で唄いきらないワケ〜???
                まあでも、いよいよ革命なんだと言う機運が盛り上がってはいる。
                みんなどんどん突き進んじゃって。
                もっと周到に策を巡らしてさ、みんな死なないようにさ・・・
                でもこんな風に闘ってくれた人々の屍の上に今の民主主義も人権もあるんだよね。






                「Bring Him Home〜彼を返して〜」
                さてラミン最大の見せ場であります。
                うん。良かった。文句なしに良かった。
                ここはセットやシチュエーションの助けもあるが、あのpp(ピアニッシモ)の裏声は堪らんですよ。
                あんなに細く伸ばしても音程がブレないのは神業かもしれない。
                ・・・素晴らしいのは分かるけどさ、拍手早過ぎる人が居たんだよね。舞台慣れしてない旅行者か。
                余韻どころか唄い切ってないっちゅーの!!
                それでその人、皆が続かないから空気読んだのか一旦止めて、でもやっぱりフライングで余韻中にやっぱり拍手w
                拍手の一番乗り目指してたのか。でもラミンのBHHに会場の皆が聴き惚れたのは事実と思われる。

                この曲最初に聴いた時、娘に恋人が出来て嫉妬したり所有欲刺激されたりしないんだなぁ、バルジャンは父性の人だなぁと感心したのである。日本の小っちゃい親爺達とは違う感覚。
                或いは今までずっと追われる身で、コゼットを守り切れないと言う不安に押しつぶされそうだったのか。
                マリウスは救いの神に見えたのか。
                しかしマリウスがいい奴かどうかちゃんと見極めてから引き渡してよね。
                いや見極める為に闘いの真っ只中に潜入して来たのか。






                「Dog Eats Dog〜下水道〜」のシーンですよ。
                筋トレ成果を発揮するシーン。
                スモークのなか下水道をズイズイ進んで行く視覚的効果が面白い。
                どこまでもどこまでも続く、果てしなく。
                途中で息切れするバルジャン。
                そしてジャベールとの最後の対峙。
                もうこの時ジャベールは弱っているね。既に自己矛盾が発生していて闘っている相手はバルジャンではなく自分だと思う。
                わたしジャベはどうも苦手。どうしてそんなに石頭なの。
                けっきょく最後まで、新しく入ってきて占拠しそうになる価値観を認めずに自己を抹殺してしまう。逃げだと思う。
                でも見方を変えれば信念って気高い崇高なものなのだろうか。
                信念にすがり生きて来た人から信念を奪ったら、人生総てを否定され無価値化されてしまったと思ってもしょうがないのだろうか。
                わたしはそうなりたくないと、思ってしまう。
                そんな時、新しい価値観を受け入れられる人間でありたいと、思う。

                あ、でもジャベちゃんってバルジャンが好きなのね〜って、銭形のルパン愛みたいな目線で見れば萌えがあるなっとw
                そうね。モーツアルトへの執着心で苛まれるサリエリとか大好物だったりはしますwww


                ・・・力尽きました。
                大分長くなったしSD報告は続編で書こうと思います。→レミゼSD編

















                 
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                NY旅行 〜2日目・その1 セントラルパーク周辺〜

                2014.09.27 Saturday 18:24
                0
                  2014年9月3日(水)
                  浅い眠りから目が覚める。
                  わたし、いまニューヨークに居るんだ。
                  そう思うだけでゾクゾクする。


                  昨夜は23時過ぎにホテルへ帰り(SD→ステージドアで役者さん待ってると非常に遅くなる)、興奮したまま煙の出てる頭でTwitterにかじり付き、なんとかシャワー浴びて3時過ぎに寝たのに3時間くらいで目が覚める。
                  まだ薄暗い。
                  隣を見れば、昨夜からまったく同じような動きをしている人が。

                  さてさて今日からが本番、どーやって過ごすか白紙ですよ。
                  14時〜「レ・ミゼラブル」のチケットだけ事前に取ってあるが、夜も何か観るつもり。
                  TKTSだと15時からソワレ(夜公演)が発売されるけど、午前中にrushでチケット取ってから街歩きしたい。
                   ↓これは後から見付けた、ブロードウェイミュージカルのチケットを安く買う方法(分かりやすい!)
                   http://nagatuduki-eikaiwa.com/1535.html

                  昨夜観た「PIPIN」でボブ・フォッシー繋がりのモノを観たくなり、伝説のアラン・カミング主演の「キャバレー」を観る事にしたので10時のrushに合わせてホテルを出発!






                    

                  シアターガイドのブロードウェイMAPを見るとスタジオ54は一番離れている。
                  しかし劇場密集地なので歩いて10分ほどで到着。
                  ちなみに最初のうちは地図が頭に入らず、劇場MAPで場所を把握していた。




                  劇場に着くと並んでいたのは4組くらいで、横を向いて話しているからどっちが後ろか分からない。
                  とりあえず並んでみる。
                  え?って顔されて、並んだのが一番前の組の前だったと気付きすぐ後ろに並び直す。
                  こういうのは言葉とか関係なく空気でわかるもんだ。
                  回ってきた窓口でひたすら「20:00」と書いたメモを見せ「ソワレ!ソワレ!」と馬鹿みたいに言う。
                  色々聞かれたがわたしが理解しないので、座席表で2階席の端を指さし$47.00と教えてもらう。
                  何人分か聞かれた気がしたので「1チケット!」はノリで答えたw
                  直接購入は手数料がかからないのがいいねー。唯一の直値段だった。

                  10ストリート分を歩いて来て10分ちょっとだったし、あと5ストリート分歩けばセントラルパークだから、このまま行っちゃおう♪
                  と思ったがその前にご飯である。
                  昨夜はスタバのサンドイッチ立ち食いのみで、夜食も購入能力がなかったのでお腹へった〜
                  NYって自販機な〜い! コンビニもな〜い! 一々モノを購入するのに英会話が必要でハードル高〜い!
                  スタジオ54を出てすぐのところに、こんな美味しそうな店があった。
                  しばし立ち尽くし、次に入ってきた客のマネをしてタッパーに盛りレジに持って行く。
                  「IN or OUT ?」が分かり、レジに金額も表示されるのでホッ。
                  チップを払うタイミングにドキドキしていたが、ガイドブックにはセルフはチップいらないって書いてある。
                  NYではファーストフード以外食べられないんじゃないかと言う危惧を、みずみずしい野菜が沁みわたり吹き飛ばす。しかし水と思って購入したのは炭酸だったw
                  ご飯を食べられたから、ひとつクリアだ。
                  お姉さんが「ハブァ ナイスディ!」と言ってくれて感動(><)


                    

                  それではセントラルパークへ。
                  ここって都会の中のオアシス日比谷公園みたいだなぁ。
                  てくてく歩く。




                  調子に乗って独りでカルーセル(木馬)に乗る。わたしの他は保護者付き幼児2名。見てる人はたくさんw

                    

                  しかし暑い。とにかく暑い。30°はあったし湿度もかなりある。
                  歩けども歩けども似たような景色が続く。ザ・レイクあたりで挫折しそうになる。
                  15st 分街中を歩いてパークまで来たが、そこからまた15st 分歩いたのである。

                  日傘をパッと開いた音に前を歩いていた女性が反応し話しかけてきた。
                  「日本人ですよね。NYで日傘売ってるの見たことないです」
                  「みんな帽子すら被ってないですよね。紫外線気にするのって日本人くらいなんでしょうか」
                  なんて話しながら二人でメトロポリタン美術館に向かう。
                  そこへムキムキお兄さんが上半身裸でランニングして来る。
                  「目福です〜」と言う彼女に親近感を覚えながら別れ、わたしは美術館へ。


                    

                  ざっと見るだけで最低3時間はかかるとの事だったので土産物のみ買いに来たようなもの。
                  「ショップオンリー」「オーケー」で通じた♪
                  しかし時間が押している。
                  14時からレミゼなのに時既に13時に迫っている。
                  メトロはまだノーチェックだし、そもそも駅までかなり歩くのでタクシーに乗る事にした。足も棒のよう。

                  一台目のタクシーに「ノー ジャパニーズ」と言われ(←日本語がダメと言う事だったのか日本人お断りと言う事だったのかは不明)、二台目も三台目もご飯食べてて見向きもしないのでなんとか四台目に「プリーズ」と話し掛けるも「ファースト タクシー」と言われる。
                  「ノー。ノー ジャパニーズ」と言ったら通じたのか、じゃあおいでと言って乗せてくれる。
                  実はこのタクシー運ちゃんとの交流はNY1楽しい時間になった。
                  「マジェスティックシアター、プリーズ」と言うと運ちゃん繰り返す。確認なのか場所が分からないのか。しかも運転しながらご飯食べてるしw
                  発音をマネして言ってみると更にノリが良くなり、発音レッスンさながらに。
                  「アドレス?」と言ってくるのだが、また彼が分からないのか私に言わせてみたいのか謎で。
                  何とか「44St. 8th Ave.」と言ってみると「ベリーグッド!ビューティフル、イングリッシュ!」と褒め過ぎだろってくらいに大喜び。

                  運「ユァ ネーム?」
                  み「マイネーム イズ みきこ」
                  運「オー みきこ!」
                  み「ユァ ネーム?」
                  運「マイ ネーム イズ ヘイリー!」
                  み「オー ヘイリー!」

                  タイムズスクエア周辺は大変渋滞しており、遅々として進まない。
                  時間を気にしながらではあったが楽しい会話が続き、最後は力強く握手を交わす。
                  おっちゃん、ホント楽しかったよ!

                  →その2 に続く
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                  NY旅行 〜1日目・その1〜

                  2014.09.23 Tuesday 00:52
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                    航空券とホテルと本命の観劇チケットさえ取れたら一安心。
                    あとはパスポートの更新とESTA登録。
                    色んな会社が代行業務やっているので直接申請のサイト探すのが難しいくらいだった。
                    英語が・・・と思って甘えたかったけど、5千円強の代行料金を払うのもしゃくだったので気合でやったら何とかクリア。
                    いちいち postal code → 郵便番号 など別ウインドウ作って検索するなどへっぽこ過ぎではあったが、こちらは時間制限とかないのでテレチャージよりまし。 (お、ここでさっそく難関突破効果が出てるじゃないか!)

                    あとスーツケースの鍵について、アメリカはTSAロック錠以外は検閲のため壊されちゃうのだとか。
                    じゃあTSAロック錠を購入しようと思ったのだけど、フォロワーさんによると指定の錠前でも壊される事があるから初めから鍵はかけない方が良いという事でした。
                    確かにいくら鍵かけててもカバンごと持って行かれたら終わりだよなーと思いけっきょく無施錠で渡米。

                    ガイドブックは薄くて広げやすい本と、分厚くて詳しく書いてある本の2冊を購入。
                    でも夏休み中はお仕事が忙しかったのと、7月8月は帝劇のミス・サイゴンに4回通い頭の中はサイゴン一色になってしまったのとで全然開けず、薄い方の見出しくらいしか読めず。
                    この本は飛行機の中で読み込む予定がDELTAでは容赦なく灯りを消され読めなかったので、現地ホテルや現地メトロ移動中に大活躍。
                    特に街歩き中はパッと開ける薄い方が使い勝手良かった◎




                    わたしにとって「ベルサイユのバラ」「オペラ座の怪人」「レ・ミゼラブル」などの舞台になったフランス〜特にパリが憧れの地であり、ニューヨークは行く事になるとは思っていなかった場所だったので、特段立ち寄りたい場所も思いつかずいくらガイドブックの地図を見ても距離感覚だとか土地勘がまったくわかない。

                    うそ。
                    「サイファ」と言うニューヨーク愛あふれる漫画を今でも手離せずに持ってたりするw
                    この漫画には細々とNYの生活感あふれる描写があり、通り名や駅名や、いかに自由で人種のるつぼなのかなどストーリーとは別にNY愛が詰め込まれている。




                    うん。
                    色んなしがらみから解き放たれて、昔読んで憧れた彼の地で、颯爽と歩き回りたい。
                    こわごわとお邪魔するんじゃなく、わたしもこの街の一部なのよって顔で平然とそこに居てみたい。
                    これが叶えば本望だわ。

                    2014年9月2日(火) 出発。

                    成田で同行者さんと初対面。
                    9月入ったので成田は空いている。
                    搭乗。
                    チケット別で取ったので席は別。
                    機内食とか さきんちょさん ↓ のが写真いっぱいでキレイです。

                    http://blog.livedoor.jp/sakilara/archives/13010087.html

                    12時間フライトはキツイ。
                    タルさんみたいに ↓ まさかのビジネスクラス変更とか、あったらいいけど中々ないよね。
                    http://plaza.rakuten.co.jp/thesedays6/diary/201407020000/

                    狭い場所にずっとじっとしているのがとても辛くて、通路側だったのをいいことに、お尻が痛くなるから体制を変えてみたり正座や体育座りしてみたりと、落ち着きなかった。隣の人スミマセン。
                    到着後の時間を有意義に使うため寝たかったのに一睡もできなかったよ ((+_+))

                    たぶん神経が興奮していたのか、この「寝られない」状態は旅行中ずっと続いた。
                    〜その2に続く〜






                     
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                    NY旅行 〜 1日目・その2 PIPPIN 〜

                    2014.09.22 Monday 01:48
                    0
                      さて着きましたよNY。
                      眠れなかったせいもあり朦朧としたまま入国→タクシーへ。
                      直前の日本が肌寒かったので寒さを心配したが、めっちゃ蒸し暑い!
                      ホテルに到着したのは17時くらいだったかな。
                      荷物置いてすぐさまタイムズスクエアへ。
                      あったあった、観たことある風景。
                      ほんとうにブロードウェイに着いたんだなぁ。










                      そこへ仮装芸人さんが写真一緒に撮ってくれるみたいで近づいて来た。
                      $1.00 くらいだったらいいかなー




                      ところがそれぞれに $1.00 渡したにも関わらず、それぞれに $10.00 請求される。
                      断れば良かったのに寝惚けたまま$がお金だと言う感覚も実感しないまま、言われるまま渡してしまった。
                      痛恨の極み!
                      もうこんな圧力には負けないわと決意する。



                      気持ちを切り替えてTKTSで「PIPPIN」を
                      購入する。
                      さて最初の英語ピンチ。
                      半額の$75.75 に手数料が$4.50 だから$80.25 と口頭で言われても分からない。
                      $20 札4枚でお釣りかなと思ったのに「ワンモア」と言われるまま出す。印字見て後から分かる。

                      ホテルで1時間ほど休んでいたらギリギリになって、20:00〜のPIPIN前に腹ごしらえしないとと慌ててスタバに駆け込み、温かいのがよかったけど伝達能力ないから既に包んであるサンドイッチとソイラテを注文する。
                      今度は値段をレシートの裏に書いて教えてもらう (情けなさ過ぎだが口頭じゃ金額聞き取れない)。
                      買ったはいいけどよく見たら店には席が無かった。
                      というかNYは自販機ない代わりにスタバだらけだけど、席の無い、あるいは極少の店が多かった。
                      しょうがないからベンチで食べようと思っても、パイプのようなベンチがあるのみでサンドイッチが置けない(泣)
                      ・・・しょうがないから公衆電話が置いてある台のすみっこで、味わう事もなく口に突っ込む。恥ずかしい。
                      明日からは食べ物に妥協しないぞ、とまたまた決意。


                      2014年9月2日(火) 20:00

                      さてさてやっとこさ劇場に着くも (ホテル⇔タイムズスクエア⇔ミュージックボックスシアターは徒歩5分圏内だからそこは大丈夫だった)、座る席が分からず焦る。


                        

                      これ オーケストラ席のF110番なのに、ZN♯100番って何?ってパニくりまくる。
                      パンフ売りのお姉さんが教えてくれても何言ってんのかわからない。
                      お姉さんは会場係りのおじさんを連れて来てくれる。
                      やっと座って・・・あんれ、すんごい良席じゃん、これ。←やっと気付く。
                      スッと観劇モードに切り替わる。


                      会場は温かかった。
                      舞台好きが集まっているというのが分かる。
                      拍手って終りにするものかと思ってたけど、これから始まるって時にまず拍手が起こり、ヒューヒューと会場全体が湧き上がるので釣られてわたしのテンションも上がる。
                      ああ、ここは世界中の舞台好きが集まる場所なんだなぁ、と感動してPIPIN最初の役者たちが揃って出て来た段階でもう感動して涙がでる。

                      語り手さんは黒い衣装だけど他はサーカスをイメージした衣装で可愛い。
                      セットもサーカス小屋風にテントが覆い、ポールがそそり立っている。
                      そして派手なアクロバットが始まる。
                      上から落ちて来て床寸前でポールにつかまる、逆立ちで階段登る、輪くぐり・・・もうダンスは超えて体操選手並み。いやサーカスそのもの?
                      その鍛え抜かれた美しくしなやかな肉体から目が離せない。
                      言葉は分からないのにジョークも理解できる。
                      楽屋落ちジョーク、手品的ジョーク・・・ノリの良い観客たちと一緒に自分も笑う。
                      次々飽きることなくセンス良いダンス、カラフルな衣装替えに、これでもかとアクロバットが出て来てアッと声が出そうになる。

                      2013年トニー賞授賞式の動画




                      これは多分、公式のダイジェスト映像。



                      ダンスシーンを観るうちに既視感を感じる。
                      そういえばPIPPINはボブ・フォッシーだったのだわ。
                      そうね、だからか。なんて都会的でお洒落な振り付けなんだろう。
                      これこれ。2:40くらいからの振りが、わたしがまさしくフォッシーと思った振りなのであった。




                      わたしの中で思い出されたのは「パジャマゲーム」。
                      これ知ってる人どのくらいいるのかしら?




                      ね、思いっきりフォッシースタイルでしょ☆

                      さてパンフ売りのお姉さんに超ご機嫌で「サンキュー、サンキュー」と先ほどのお礼を言い購入する。
                      SD (ステージドア→楽屋前の出待ち) なるものに行ってみましょーか。
                      裏側だと思い込み探し回る。
                      隣はレミゼのインペリアル劇場。ウロウロ。
                      間違えて人だかりの後ろに並ぶがそこはイディナ・メンゼル主演の IF/THEN のステージドア。
                      今観たばかりの PIPPIN 素晴らしかったからエールを送りたいんだよぉ。
                      ・・・結局は正面入り口の隣だった。

                      わたしはラミンとシエラとノーム以外は予備知識ゼロで行ってるので名前とか分からない。
                      でも6列目で観たからお顔はバッチリ☆


                      ストーリーテラーさん、ダンスサイコーだった♪ シアラではない。



                      ピピンの妻になる人だぁ。名前はレイチェル・・・だよね?



                      いまプレイビル見比べて思えば、これが シャルロッテさん だったのね〜
                      ピピン母チャーミングで可愛かったよ〜





                      あと最後にピピンのおばあちゃん役、アンドレアさん♪
                      拍手が一際大きかったし、一緒に唄った。あのお歳なのに空中からぶら下がりランデブーは凄かった。




                      パンフレットにサインいただいたけど、ツルツルしてはじいちゃうの。
                      暗い色に黒のペンも駄目ね。金色のマーカーとかの用意は必要だった。
                      一回観ただけですっかり全キャスト大好きになってしまった。
                      来年日本に来日公演に来たら、改めて何て言葉が交わされてたか、しっかり字幕追おう☆



                       
                      category:NY旅行 | by:みきこ@神奈川comments(0) | -

                      NYへ向けて具体的な手続きなど

                      2014.09.21 Sunday 23:02
                      0
                        というわけで。
                        話しかけた翌日には職場に許可をもらい、就業後にはHISに飛び込んでいたのです。
                        既に申し込んでいる便と同じ搭乗券を、無くなる前にゲットしなければならない。

                        9/2〜9/7 成田〜JFK で ¥160,600 でした。
                        <内訳>
                        DELTA航空往復  ¥88,000
                        燃油サーチャージ ¥51,000 
                        アメリカ出国税  ¥6,660
                        成田空港施設使用料 ¥2,610
                        HIS手数料     ¥6,480
                        海外旅行保険料  ¥5,850

                        諸々税金など着いてきて往復料金の倍くらいの金額になっちゃうのね。
                        ネット申込みだとHIS手数料は省けるのかもしれない。
                        ちなみにこの時普通にカード支払いしましたが帰国後でもデルタのマイル付けられました。
                        https://ja.delta.com/profile/enrolllanding.action
                        ※スカイマイルに入会していればフライトから9カ月、
                         入会がまだでもフライトから30日以内なら大丈夫です。



                        ホテルはロウ・ニューヨーク(旧ミルフォードホテル)でしたが、このホテルには大満足!
                        http://appleworld.com/hotelinfo/hotel/00021309/#photo


                        4日間泊でしたが2人で割って1人分が ¥72,290 と少しお高めですが、wifiは無料で速いし、インペリアル劇場(レミゼ公演中)とマジェスティック劇場(オペラ座公演中)に挟まれ、尚且つタイムズスクエアまで徒歩5分かからないという好立地☆
                        水回りなど何にも不具合のない素晴らしいホテルでした。






                        さて次はチケットです。
                        タイムズスクエアにあるTKTSで当日券を半額で購入出来ます。
                        しかし観光よりも観劇目的で行くので、目的である「レ・ミゼラブル」と「オペラ座の怪人」はテレチャージで取ってから行くことにしました。
                        http://www.cheaptravelz.com/ticket_guide/musical/telecharge_1.html
                        ↑この日本語での説明サイトの中からそのまま飛んで購入しました。

                        なんてかる〜く言ったけど英語ダメダメなわたしにとって最初の難関でした。
                        まず日本ではS席A席B席などと呼びますが、オーケストラ席(1階席)、メザニン席(2階席)など聴きなれない呼び名。
                        オーケストラピットの中の席なのか?などと馬鹿なあり得ないはずの事で悩む。
                        演目を探したり日付指定や席指定などは日本のウェブチケットと大して変わらないので何とかなるものの・・・
                        ユーザー登録でも住所入力や暗証番号登録で激しく転ぶ。
                        時間制限で10回以上席確保をやり直したでしょうか・・・
                        ふて腐れ絶望し泣きたい気持ちを抑え、これが最初の難関だ、超えねばニューヨーク1人歩きなど無理だと言うことなのだと半ば自棄になりながら繰り返しチャレンジする。

                        myuさんは言語的に問題は無く、別の意味で苦労したようです↓
                        http://myumooo.blog.fc2.com/blog-entry-67.html
                        わたしは英文読めてなかったから、そんな事言われてたとか全然気づいていないですw

                        そしてやっと何とか2枚のチケットを確保する。
                        最初の祝杯をあげる瞬間でしたw
                        どちらも $142.00 に手数料込みで $153.25 でした。
                        すぐにメールで送られてきたPDFを印刷して完了です。→そのまんま劇場で使えました




                         
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